安定の釣れなさ加減

眠れないまま2時過ぎまで起きていた。Youtube で釣り関係の動画を見た。旧江戸川でコンスタントに釣果を上げている Youtube の動画を見て、嫉妬に駆られたりした。

夜2時半、実家を出る。旧江戸川河口へ。H岩に陣取る。満潮時刻は3時過ぎだった。

水面に時々ボイルが起きていた。まずはダイソーシンペンを投げ、それから表層系ルアーを投げた。

続けてコモモⅡ、ラザミンを投げ、次にエリア10を投げようかと思ったが、少しレンジを入れるべく、サスケSS95を投げた。このルアーを買ったのは2018年の秋だ。その前に持っていたSF95をデイゲームでトゥイッチしていたらシーバスがヒットした。直後、そのルアーをロストし、代わりにSSを買ったのだ。その後、SSで反応があったことは一度もない。

SASUKE SSに限らず、自分の場合は釣行日数に対する釣魚数の割合は、たぶん0割1分くらいなので、釣れなかったルアーの方が圧倒的に多い。ルアーを評価する資格はない。

サスケSSも反応がなかったので、マリブ68を投げた。反応はなかったが、最後の一投と思ってロッドを下げ気味に引いていると、コツンと当たった感触があった。根にぶつかっただけかもしれないが、ルアーを変える前にもう一度投げてみようと思った。その時、マリブのフックを輪ゴムでまとめたままにしていたことに気がついた。もし、今のコツンが魚だったとしても、それじゃ永久に釣れない。

輪ゴムを外し、数回マリブを投げ直すことにした。ところが、ロッドを下げ気味にして、リトリーブ速度を若干落とし気味にすると、今度はものの見事に根がかりしてしまった。そのあたりの地形はド干潮の時に見ている。たぶんレンジが下がりすぎ、石の間に思いっきり引っかかったのだろう。

5分ほど奮闘するが、結局ロストしてしまった。

リーダーではなくライン部分が切れたので、リーダーを結び直した。時刻は4時になっていた。

ここで、昨日買った VJ-12 を投げてみた。VJ-16 より軽い分、レンジは表層に近くなるはずだった。

投げてみると、キャストフィールはVJ-16 と変わらなかった。先ほどマリブを根がかりしてしまったため、リトリーブ速度は、気持ち速めになってしまったが、VJ-16より上を引いているという感触はあった。

しかし、フックがVJ-16より小さいのが気になった。大きいものに付け替えた方がいいような気がする。

投げながら下流に向けてランガンし、ゴロタゾーンとの境で再び上流に向かった。途中でルアーをバクリースピンに替えたが、反応はなかった。ボイルも、満潮時点より減っていた。釣り始めたポイントに戻ると、空が少しだけ明るくなっていた。4時半だった。

自転車で上流に移動し、なぎさニュータウン前のゴロタゾーンで、鉄板やバイブレーションを投げた。そのあたりは流れが速かった。時々ボイルも見られた。しかし、反応はなかった。

風が強くなり、寒くなってきたので、5時頃に納竿した。

実家帰宅。8時50分まで寝た。

朝飯に、カレイの煮つけ、納豆。

9時半から作業。どさん子ツールの構造改革を行う。実際のところ、そんなに大したことをしているツールではない。ゆえに、もっとシンプルにできるはずだ。

昼、OKで買い物。夕食を何にするか決まらず、チャーハン、うどんのどちらでも対応可の食材を買って帰宅。

午後、どさん子ツールの構造改革。元のコードにあったクラスモジュールと、自分が書いたクラスモジュールの表記法を比較し、どっちに寄せたものかを考える。たふん自分寄せ。なぜなら、クラスモジュールっぽくないし、単純だから。

夜、チャーハン、オニオンスープで夕食。

8時まで母と雑談。映画『刑事物語』ラストシーンに流れる「唇をかみしめて」は最高だということを話し、その場面をスマホからテレビに転送して見せた。

8時過ぎ、旧江戸川へシーバス釣りに行く。干潮時刻は8時半前後。ド干潮から上げのタイミングでの釣りをしようと思った。経験はほとんどない。

臨海公園に陣取る。対岸の花火がちょうど終わったタイミングだった。潮位は下がりきっていたが、大潮の時みたいに干潟が現れるほどではなかった。海側、河口側のポイントを観察したが、海側にボイルはなく、河口側は一度だけボイルが見られた。

河口側のゴロタを下り、ラザミンを投げた。水面の流れは上げているように見えたが、ルアーは下流に流されたので、下げがまだ効いているのだと判断した。

しばらくラザミンを投げたが、反応はまったくなかったので、少し上流に移動し、三年前の12月にチヌを釣ったポイントで再びラザミンを投げた。こちらも反応なし。

橋の下に移動し、明暗を投げたが、反応なし。

橋の北側に出て、ゴロタのシャローゾーンで、ラザミン、VJ-12、エリア10、ソラリアを投げたが、反応なし。

自転車でH岩まで移動し、ロッドを下に向けてエリア10をリトリーブし、レンジをちょっとだけ入れてみたが、反応なし。

結局、河口ゾーンでは何の反応も得ることが出来なかった。

自転車でうひょゾーンに移動する。先行者が二人いた。

うひょは、流れがはっきりと上げていたので、下流側にルアーを投げた。河口よりも根がかりリスクが低いポイントだったので、VJ-12を投げ、底をとってからリトリーブしたが、反応はなかった。

スーサン、ミニエントを投げてみたが、これらも反応なし。

12時近くに納竿。12時過ぎ実家帰宅。

ド干潮から、上げていくタイミングで釣りをした経験はほとんどないのだが、わざわざ狙って行くべきポイントは見分けられなかった。むしろ、ド干潮から2時間くらい経ち、露呈していた岩が水没しはじめるタイミングこそ、狙うべきなのかなと思った。それが『上げX分』のことをいうのかはわからないが。

先週から今日までに、ルアーを4つロストした。レンジバイブ、鉄板、VJ-16、マリブ68。しかし、昔はもっと『しょっちゅう』ロストしていたと思う。あまりにも根がかりするので、ルアー回収器なるものを通販で購入したが、そいつでルアーを回収しようとしたら、回収器ごとルアーもロストした。

去年くらいから、ルアーのロスト件数はかなり減った。釣りが上手くなったのではなく、ポイントに通い慣れたため、ここなら大丈夫というのがわかるようになった。

過去、最も悲惨なロストは、買ったばかりのルアーをスナップにつけようとしたら、手から滑ってゴロタ石の間に落っこちてしまったことだった。2018年の秋だった。シーバス釣りをちゃんとやり始めた年だ。SASUKE 95 SF をロスとするちょっと前だ。

最近やらかした悲惨なロストは、昨年、スイッチヒッターを投げる時に、ベイルを倒したままキャスとしてしまい、高切れしてしまったことだった。今日も、ベイルを倒したまま投げようとしたことが一回あった。フローティングの軽いルアーだったから大丈夫だったが、ずしりとしたシンペンやバイブをフルキャストしようとしていたら、また、悲惨なロストを経験していただろう。