鬼亭飲み会

7時半起き。天気予報を見ると、今日の最高気温が26度となっていたので、半袖のポロシャツを出し、それを着て8時半に家を出た。

現場へ。

9時半から作業。隣席のトゲトゲさんから、先日の依頼について意識合わせをしましょうと言われる。

午前中、その依頼のための予習をする。古いツールの無駄な部分探し。

昼、『ベト屋』で、フォーのランチ食べる。店内の女性客率が8割ほどだった。

午後、トゲトゲさんと打ち合わせる。やることは、現行ツールの簡素化だった。それならば、無駄な部分探しをつづければよい。楽になった。

6時に上がる。

銀座線で渋谷へ。駅のホームが明治通りの真上にできていた。

『上州屋』へ行き、ルアーを物色する。結局、定番に落ち着いていくということを、ここ最近感じている。スイッチヒッターとか、サスケとか、ローリングベイトとか、その他色々。

7時、『鬼亭』へ。Tさん、野武士と一年ぶりに飲む。例によって、美味しい鶏の焼肉アラカルトが続き、追いかけるように、ビール、焼酎、マッコリを飲んだ。

香草焼きや、

マヨネーズのソースをつけては焼くささみや、

つくねなどに舌鼓を打った。

予約必須の人気店だが、年一ペースで訪問できている。有り難い。

円安で海岸旅行に行きにくくなったという話や、以前の現場にいた人々の話をする。Tさんは、人の名前をよく覚えており、野武士が来たばかりの頃にいた人々の名前をすらすら出した。その中に、シンガーをやっていたOさんの名前もあった。12年ぶりくらいにその名前を聞いたとたん、その人のことも思い出した。

今日の三人の中では、自分が一番、人の名前を覚えられない。その代わり、3歳からのことを時間順に覚えていると言うと、驚かれた。

芋焼酎の『だいやめ』が美味しかった。

9時半頃に店を出る。

明治通りでTさんと別れ、新都心線で新宿三丁目まで野武士と一緒に帰る。チャットGPTを使ったネタ生成、みたいなテーマで話をした。彼の中に、演じることへの拘泥が、まだ残っていたことも知った。

10時半帰宅。

飲みの席で、例によって自虐が顔を出し、中日を応援すると負けてしまうという話をした。Tさんは、「そういうふうに思っちゃいけません」と言い、「自分が応援するから勝つんだ、って思った方がいいです」と続けた。野武士も頷きつつ、「気のせいですって」と言った。

もう一つ、自分が嫌いである、ということも話した。それについても、なぜなんだろう? と、二人は首をかしげていた。

自分が嫌いといっても、自己否定ということではない。肯定するために積極的に嫌う。いわば、自己ダメ出しに近い。それをしないと、際限なく『自分好き』になってしまうからである。

人の名前を覚えられないにも関わらず、3歳の頃からの記憶が残っていること自体、他人より自分に興味があるという、『自分好き』の傾向を示している。第一、飲みの席で自虐を垂れ流すこと自体、本質的には自分好きであるということだ。

数年前は、自虐を面白がっていた。しかし、他人がそれを見て面白いはずはない。そこに考えが至らないということが、つまり、自分好きということなのだ。

中日、巨人に3-2で敗れた。ノーヒットに抑えていた柳が、5回に3ランホームランを打たれてしまった。

ムラムラと自虐心がわき起こってきたが、こらえる。昨日は自分が見に行ったから勝ったが、今日は行かなかったから負けたのだ。

1時過ぎ就寝。