走って実家に帰る

7時前に起きる。外はいい天気だった。

朝飯に、ベーコンエッグとトースト食べる。

走って実家に帰るためのルートをGoogleマップで調べる。途中で休憩がてら昼飯を食べるとしたら、どのルートがいいかという視点で調べた。しかし、都合良くそんなグルメルートは思い浮かばなかった。

とりあえず、途中でカレーが食べられればいいと考え、1時に家を出る。日差しが強かったので帽子を被っていこうかと思ったが、ゆっくりペースで走るのだし、真夏日というわけではなかったので、被らなかった。

まず方南町方面に向かった。『松のや』があった。店の外にメニュー写真がディスプレイされており、黒カツカレーがあったので、中に入った。

松のや』に入るのは初めてだった。カツ丼もあり、心惹かれたが、初志貫徹とばかりに、黒カツカレーを頼んだ。

5分ほどで出てきた。カツカレーにするなら、スパイシーな黒カレーより、普通のカレーの方がいいと思った。

食べ終わり、外に出て再び走る。

ラジコで『東野幸司のホンモノラジオ』を聞きながら走った。聞き終わってからは、チャンネルをCBCラジオに合わせ、中日ー広島戦を聞いた。

方南通りを西へ。中野通りの交差点を分かってから、国府道に入り、以前働いていた時に通ったルートで山手通りに出る。初台交差点から20号に入り、そのまま半蔵門までまっすぐ走った。

半蔵門の辺りで走行距離が11キロになった。ドリンク休憩をとろうかと思ったが、自販機が見当たらなかったので、先延ばしにし、皇居沿いを日比谷まで走った。

鍛冶橋通りに入り、JRのガード下でドリンク休憩をとった。アクエリアスをゆっくり飲んだ。

中日ー広島戦は、0-0のまま終盤にさしかかっていた。チャンスは中日の方に多くあったが、あと1本のヒットが出なかった。

先日、『鬼亭』で飲んだ時に、中日の試合を自分が見たり聞いたりすると負けるということを言ったのだが、自分が見るから勝つんだと思わないとダメだとTさんに言われた。その言葉がずっと心に残っていた。確かにその通りだと思った。

で、今日は、自分がラジオを聞けば勝つんだと思いながら聞いた。さすがに、何十年もかけて逆のことを思い続けていたため、試合を聞いていると、つい、『どうせ』という言葉が浮かんだ。そして、今まで自分は、試合を聞くことを楽しめていなかったのだということに気がついた。なぜなら、負けることを恐れてばかりだったからだ。

走りながら、打つかな? 打たないかな? 打つといいな! という、子供のような楽しみ方を探すようにして、ラジコを聞いた。中日は全然得点できなかったが、ストレスはそれほど感じなかった。

鍛冶橋通りから永代橋へ。走行距離はまだ20キロいっていなかったが、へたっていた。ハンガーノックではなく、28度くらいはあった気温のせいで、バテたのだと思う。

隅田川を渡ってから、このまま走りきるのは難しいと思った。とりあえず、門前仲町、木場、そのあたりまで走って、東西線に乗ることにした。

木場駅でゴール。走行距離は18キロだった。20キロに満たなかった。

東西線で西葛西へ。歩くと体が重かった。

5時過ぎ、実家帰宅。シャワーを浴び、部屋で横になると、すぐに夕食ができた。

餃子を食べる。すぐに腹がいっぱいになった。5月のマラソンのために、先月から胃袋が小さくなるような食生活をしているためか。

潮位表を調べ、釣りに行くとしたらどの時間がいいかを見当する。しかし、体が重かったし、今夜は行ける状態ではなかった。明日朝は6時過ぎに満潮なので、朝マズメの時は上げ潮になっている。だとすると、旧江戸河口だろうか。

ぼんやりと計画を立てたが、まずは体を休めようと思い、7時過ぎにいったん寝た。

10時半に起きた。喉が渇いていた。水を2杯飲み、2時まで起きた。何時に釣りに行くのがいいかを考えたが、体のだるさが勝り、結局、2時に寝てしまった。