地味な進歩が嬉しかった

5時半に一度目が覚めた。眠くはなかったが、起きてもすることはないので、6時半まで二度寝した。

起きて、朝飯に梅干しおにぎりとあんパンを食べた。

7時過ぎ、一階の広間に行くと、みんな集まっていた。今日のスポットについて、ゆるい雑談をしてから、7時半に出発した。

山間の道を小一時間走り、8時半前に妻良に着いた。通りから港に曲がる道沿いにショップがあった。簡素な施設だった。

機材セッティングをし、ブリーフィングをする。地形とコースについて、いそうな生き物について、潜降と浮上について、その他注意点など。

ドライスーツを着る時は、最初の講習からウエイトを8kgにしていた。真冬はインナーを重ね着したのでそのままだったが、3月頃からインナーも1枚にし、また、潜降自体にも慣れてきたので、そろそろ軽くしようと思っていた。

で、今回は7kgにした。

ボートで10分弱移動し、平島というポイントへ。久しぶりにバックロールでエントリーする。

ロープそばでフリー潜降をするが、他の参加者がなかなか潜降してこなかった。上の方でガイドさんにベルを鳴らされたが、後で聞くと、オレの潜降速度が速すぎたらしい。「すーっと沈んでいったもんね」と言われた。

水深20メートル前後のあたりは、水温が思ったよりも冷たかった。イサキの群れをみかけた。その後、地形に沿って移動するが、魚の群れは見かけなかった。透明度は前回行った城ヶ島よりは高かったが、冬に比べるとやはり少々濁っていた。

途中、ナベさんがガイドさんからエアーの補給を受けていた。予定では、移動しながらトンネルをくぐるはずだったが、一回目はそのまま浮上することになった。

エアーの残圧は80だった。ボートから下りる前に、松井さんから、ウエイトを減らした方がいいと言われ、潜降の時は自分が早すぎたのだと知った。

休憩し、11時に2本目を潜る。ポイントは同じで、インする場所が反対側だった。

ウエイトは6キロにした。バックロールの時、右足ふくらはぎを船の縁にぶつけて、ちょっと痛かった。フリー潜降しながら、ガイドさんとほぼ同じ速度で潜降できていることを確認した。今までで一番うまくいった。

1回目には行けなかったトンネルからスタートした。下から上に上がる小さい洞窟だった。上に上がると、そのあたりのドロップでイサキ、タカベ、カンパチの群れを見つけた。イサキの群れは大群で、しばし見とれた。

移動中、岩の間にいた伊勢海老を発見した。二の腕くらいのサイズだったが、後ろ向きに素早く逃げていった。

1回目同様、残圧を80残して終了した。徐々に、エアーが残るようになっているが、まだ3桁にはいかない。BCやドライスーツにに入れる量が、まだ多すぎたりしているのだろう。

しかし、ウエイトをトータルで2キロ減らせたことが、とても嬉しかった。

機材を洗って片付け、シャワー浴びて着替え、昼飯にお弁当を食べた。日差しが強くなっていた。

2時過ぎ、コテージに戻り、置いていた荷物を引き取る。

3時半くらいに、いちごプラザで休憩。いちごのソフトクリームを食べた。

ショップには6時到着。外はまだ明るかった。

店内のモニターで、今日の2本目に遭遇したイサキの群れを動画で見た。そろそろカメラが欲しいが、Go Pro にしようか、コンデジにしようか、迷っている。

精算を済ませ、そそくさという感じでショップを出た。

西調布の『江川亭』で、夕食に、ラーメン味玉もやしを食べた。昔の『江川亭』とは味が変わっているのは重々承知だが、今日は一段と変わっていた。スープの背脂がとても少なかった。

永福町のキッチンコートで、果物の缶詰、シベリア、マルエフビールを買った。

9時帰宅。マルエフを飲む。

中日ヤクルト戦は、中日が1-0で勝利していた。マルティネスがきちんと抑え、昨日の雪辱を果たしたらしい。ずるずる連敗しなくてよかった。

12時半就寝。