6時40分起き。朝飯を食べに食堂へ。
いわゆるホテルの朝飯だったが、品数は多く、かつおのタタキや焼き鯖がおかずにあり、あと20年若かったら、逆上してご飯を4杯は食べてしまうだろうと思った。
もういい年なので、かつおタタキと焼き鯖はそれぞれ2切れにして、他にししゃもフライ、ひじき煮、切り干し大根、サラダ、焼きうどんをプレートにとった。ご飯盛り付け専用のロボットがあり、指定した量のボタンを押すと、その量のご飯がお椀に落ちてきた。カレーがあったので、ご飯をおかわりして、カレーソースをかけ、おかずのソーセージ、卵焼き、ポテトフライをトッピングみたいにのせた。これでもう腹いっぱいだった。嘆かわしい。
荷造りをし、8時半過ぎにチェックアウトした。
中村駅前で車を借り、四万十川源流点に向かった。
高知市方面に向かい、窪川を過ぎ、途中のどこかで左折し、北に向かった。少し行くと道幅が狭くなり、登り坂が続いた。
四万十川源流点は、登山口から25分ほど歩くらしい。登山口までは車で行けるらしかったが、ナビにはその道が表示されなかった。Googleマップには表示されたので、それを参考にして、源流点入口の手前にナビをセットした。
入口までの道は県道378号で、対向車とすれ違うのが困難な箇所が沢山あった。しかし、カーブの手前にうまいこと幅が設けられており、対向車が来るたびにすれ違うことができた。源流点入口から登山口までの道も狭かったが、対向車が来ない分楽だった。
源流点周辺はネットがつながらなかった。
入口に車を止め、源流点まで登山道をのぼった。
徒歩25分と案内が出ていたが、よほどゆっくりのぼらない限り、そこまでの時間はかからないと思った。しかし、道は登山道そのもので、岩の段差をのぼっていくものだったので、スリッパから靴に履き替えた。
源流点には札が立っていたが、指し示す方向には何もなく、その近くに小さな滝ができていた。そちらの方が源流っぽかった。その周辺一帯が源流ということなのだろう。
ペットボトルに水をくんで持って帰ろうかと思ったが、機内に持ち込むのが面倒だったので諦めた。
佐渡島で捻挫をしてから、昨日でちょうど三週間が経った。登山道を歩いても痛みはまったくなく普通に歩けた。ただ、足首や甲の柔軟性は戻っておらず、反らすと固くなっているのがわかった。走るのは早くて来週からだろう。この夏は後半、まったく走れなかったことになる。8月に一日も走らなかった年は、意外なことにほとんどない。
車に戻り、道を下った。県道378号まで戻るとネットがつながるようになったので、車を止め、ナビを高知駅にセットした。
国道197号に合流してから、道の駅布施ヶ坂で車を止め、昼飯を食べる店を検索し、197沿いにある『いまはし』にナビをセットし直した。
12時半頃、『いまはし』に着いた。カウンターに座り、タイロー麺を食べた。中華あんかけ麺だった。
店を出て、ナビを桂浜にセットした。ここも6年前に行ったところだ。空港からも近い。
2時過ぎ、桂浜へ。風が強かった。
竜馬像から浜に降りると雨が降り始めた。風は海の方から吹いてきており、雨と水しぶきの両方が飛んできた。休憩所でアイスクリンを買い、雨雲レーダーを調べた。20分ほど経てば雨雲は通り過ぎてしまうことがわかったので、しばらく雨宿りをした。
雨がやんでから、土産物店に入り、生節、ラーメン、饅頭を買った。昨日飲んだ日本酒『船中八策』は置いていなかった。
買い物を終えると、雨は上がっていた。3時半だった。
空港近くのガソリンスタンドにナビをセットし、桂浜を出た。途中、信号を右折するとき、なぜかウインカーではなくハザードランプがついていた。止まっている時、何かの拍子に押してしまったようだったが、ハザードのスイッチが見当たらなかったので焦った。幸い、少し進むと道の左にスペースがあり、車を止めることができたので、いったんそこに止め、ゆっくりスイッチを探して、ハザードランプを消した。
給油し、車を返却すると、時刻は4時半になっていた。夕飯には早かった。チケットを発券し、空港内をうろうろし、飲めそうなお店を覗いてみたが、あまりそそられなかった。
6時までロビーで『楡家の人びと』を読み、搭乗手続きをした。
台風と雨の影響で、飛行機の到着時刻がずれこんでいるようだった。そのため、出発時刻が7時15分から8時に変更された。こうなると、何か腹に入れておきたくなる。
売店でカレーパンとあんパンを買い、自販機でゆずサワーを買って飲んだ。
8時過ぎ離陸。低気圧の影響で揺れがあると言われたが、それほどでもなかった。機内Wi-Fiで『地面師たち』4話を少し見た。
9時半羽田着。モノレールとJRで高円寺へ。LUUPで11時過ぎ帰宅。
水耕栽培の水をバケツ2杯分補給した。トマトは枯れが進行していた。
シャワーを浴び、ウイスキーの水割りを飲み、3時過ぎ就寝。