ネス湖の生一本を試し飲み

6時起き。

昨日、隣家と隔てる塀の地面に埋まっていた切り株を掘り起こした。シャベルでほじくると取れた。それを燃えるゴミに出した。

朝飯にコーンフレークとミルク。

洗濯物を干し、「夢想」「うさぎ」練習する。

稽古場へ。「夢想」で苦手な箇所の練習方法を教えてもらい、「うさぎ」は指使いの考え方を教えてもらった。

午前中、昨日更新したデータファイルのエラーがあったら即対応しようと身構えていたが、連絡はなかったので、無事に運用されていると判断した。

昼、ご飯、鮭、肉じゃが、しじみ味噌汁、奈良漬け。

上がり框のペンキを重ね塗りする。園芸関連の作業でよく踏むので、よりタフにするためにそうした。

午後、ミーティングに参加。今年度予定されている部署統合により、ツールの影響がある云々の話。たぶん、それほど深刻な自体にはならないと思うが、結局はツールの棚卸しをやることになった。

夕方、走りに行く。中野から早稲田通りを西へ。東中野から山手通りを中野坂上へ。ダイソーでネオジム磁石と野菜の種を買い、以前の現場行きルートを走って帰宅。11キロ。昨日よりも息が上がらなかった。

夕食に、ご飯、肉じゃが、きつねうどん。

何か良いことがあったときに飲もうと思って買っておいたウイスキー、グレンモーレンジを開封し、一杯だけ飲んでみた。シングルモルトなので複雑な味ではなく、香りは一方向からやってくる感じだったが、腹にじんと染みた。

景山民夫のエッセイ『普通の生活』に、「ネス湖の生一本、グレン・モーランジー」のタイトルで、このウイスキーのことが紹介されている。このエッセイに登場する著者の景山民夫は、嘘だろってほどかっこいい。実際、相当盛っていたのだろう。それでも、このウイスキーのエッセイはずっと覚えていた。本物のスコッチ・ウイスキーをバーテンに頼んだらシーバス・リーガルを出され、それは日本でも飲めると断ると、バーテンは地下の倉庫からグレン・モーランジーを持ってきて、ゴブレットに並々とそそぎ、さあどうだとばかりに腕組みをしてにらみ付ける。実に面白い。絵が浮かぶ。

「夢想」を練習して、1時就寝。