通しで闘志湧く

午前中、眠気と倦怠感あり。
お昼後、やや正気になる。
ひとり芝居ネタ、昨日三つ考えたので、それを覚える。
夕方いったん帰宅し、衣装と音、小道具を持って、阿佐ヶ谷の稽古場へ。

6時15分から稽古。
いつもより45分長い。
転換について考えたことや、音をどう流していくかを説明し、7時から通しをする。

「虻一万匹」がヤバかった。
詰まりまくり、なおかつ熱気に乏しく、人に見せられるレベルじゃなかった。
「粗忽重ね」で徐々に持ち直す。
淀みないやりとりが、空気を作っていった。
「アシュラシュシュ」は、後半の立て込んでくるところが雑。
つなぎはボロボロ。

しかし何と言っても「虻」がまずかった。
「粗忽」の間、オレは死体の役で倒れているのだが、寒々しい出来に気が滅入った。

通し後、「虻」の返しをする。
足りないのは熱だったので、セリフに込める力を強くする。
あ、初演時と同じだ、と思った。

9時45分に終了。
「いろはにほへと」にて、稽古場打ち上げをする。

稽古最後に返しができたのは良かった。
負けたまま終わらなかった。
飲みながらでも、あそこのセリフはどうだとか言いつつ、台詞合わせをした。

12時帰宅。
通しがひどかったことで、憂鬱さが吹き飛び、逆に闘志が湧いた。

バンフの印刷をする。
表面がインク量の関係で時間がかかった。
アンケート、チケットの印刷をし、2時半就寝。