何度かそのキャンパスを訪れたことがあった。
しかしどの時もろくな思い出はなく、今回もそうだった。
バラックのひと部屋が楽屋で、オレは衣装を探していた。
その部屋にはないとわかったので、外に出てキャンパス内の他の建物を探すうちに、上演時間が刻々と迫っていた。
会場の体育館に行くが、新しいシーンの台詞がまったく入ってなかった。
再び楽屋に行くと、オレの役は誰かが代理ですることになったと、養成所時代の友人が伝えに来た。
起きると大雨だった。
そんな夢を見て目覚めたのだから、気分は当然良くなかった。
あるいは低気圧がそのような夢を見させたのかもしれない。
雨は一日中降っていた。
最近、というより、今年はずっと仕事が暇なので、平日の昼はただ考え事をするばかりだ。
夕方、ストレッチの施術をしてもらい、8時半帰宅。
雨は上がった。
庭のトマト、どんどん大きくなっている。