深夜、伊豆方面へ

6時起き。
朝飯に玄米ご飯とオクラのぬか漬け、ビアソーセージとザワークラウトをコッペパンにはさんだのを食べた。

スタディサプリをやり、腱トレをすこしやった。

8時40分に家を出る。朝から、晴れと曇りが丁半博打みたいに変わっていたが、出た時は晴れの目だった。暑っ。
しかし、8月になってから毎日走っているおかげで、汗の出方は健康的になってきたような気がする。昨日よだれ鶏を食べた時も、以前のように大量の発汗をすることはなかった。

走ることについて語る時に僕が語ることといえば、いつどれだけの距離を走ったという記憶ばかりだが、その記憶にある限り、10キロ走をここまで連続して続けたのは初めてだ。8月1日から14日までのうち、12日を除いて毎日だ。

12日は自転車で150キロ走り、海で泳いだのだから、そこに10キロのランニングを付け加えたらトライアスロンになってしまうのでやめた。トライアスロンで一番ハードなやつは、自転車の距離が120キロで、マラソンが30キロだったと思う。人間とは思えない。あ、だから鉄人なのか。鉄人になったら、人権も継承されるのだろうか。選挙権ちゃんとあるのだろうか。

日々走ることを今月やり遂げたとしたら、行き着き先はどこになるのだろう? 願掛けのために走っているのだが、達成したからといって祝福があるわけではない。そういう願掛けのし方はしない。もしできなかったら何もかもうまくいきませんようにという、呪いスタイルを採用している。その方が達成しやすいためだ。

今月は毎日10キロ走ることを、願掛け担当の無意識存在に申告した。例外は旅行に出かけた時。だから12日は例外にも入るのだ。
8月2日は7.6キロしか走れなかったが、これは10キロだと思って地図で調べた距離が、後でその距離とわかったので、イージーミスとして許す。

それだけ走っておいて、秋にどこかのマラソンにエントリーしなくて良いのか、という気持ちになってきた。せっかく距離を積み重ねているのにもったいない。もし10月下旬とかにレースがあったら、芝居の本番が終わってから距離を20キロに伸ばし、30キロ走を2回か3回できれば、かなりいい感じで走れそうな気がする。どうしようかな。

調べたら、まだエントリー可能なレースはあるようだ。栃木の真岡とか、伊豆大島とか。でも大島は、高低差が300メートル超えなので厳しいだろう。

一方で、少人数芝居をやりたいという気持ちがある。5分の二人芝居を10本、客演10人とか。いやいや、キャストの知り合い、そんなにいねえってば。

昼、「香港園」へ。二階に通された。一人客なのに珍しかった。
タンメンとチャーハンのセットを食べた。

午後、個人的ツール作業をする。コツコツとモジュール作りをしてきたので、まだ来ぬ依頼に対して強気になってきた。まるで、ドリー・ファンク・ジュニアと60分を戦ってからウイリー・ウイリアムスと戦うまでのアントニオ猪木のような心境だ。猪木の全盛期は70年代とぴったり重なるのだな。

プロレス、まったく見なくなってしまった。たまにYoutubeで見るとしても、昔の映像ばかりだ。今、誰が強くて、どこの団体が流行っているのか、まるでわからない。

6時20分過ぎ帰宅。すぐに着替えて走りに行く。水道道路コース。
今日は少しへたり気味になった。昼にちゃんと食べたのになぜだろう。

8時過ぎ帰宅。シャワーを浴び、荷物をまとめ、8時20分に家を出る。

新宿西口の日産レンタカーで車を借りた。

山手通りから246に入り、用賀で東名へ。海老名SAで休憩し、ビッグかき揚げ丼を食べた。ぜんぜんビッグじゃなかった。

小田原方面へ進路を変え、一般道に降りる。

雨が降ってきた。熱海方面への道は真っ暗で、ハイビームに切り替えながら走った。途中、一般道が通行止めになっていた。事故があったらしい。

熱海を過ぎ、伊東市のコンビニで一休みしてから、城ヶ崎に向かった。時刻は1時を過ぎていた。雨は、地域によって降ったり降らなかったりだったが、降り方は激しかった。

城ヶ崎のパーキングに着いた。雨は降っていなかったが、空は雲に覆われていた。天気予報を見ると、明日の朝まで雨が降っているらしかった。朝日を見たくてわざわざ来たのに、またしても雨雲にストーキングされた。

パーキングは広かった。車は一台も停まっていなかった。真っ暗だった。しかし恐怖はなく、むしろ落ち着いた。そのまま、明け方まで眠ることにした。