6時40分頃起き。朝飯にカレーライス食べる。日曜に作ったカレーソースがすべてなくなった。
午前中、ヘルプ作業。クエリを作ったりする。
昼、『山田屋』でチャーシュー麺。すごく混んでいた。
吉村昭『私の文学漂流』読了。
夫人の津村節子も作家で、吉村さんより先に芥川賞を受賞した。
パーティーで吉村さんは、「心中、察するに余りあるよ」というような同情を受けたが、他人が思うような悔しさは感じていなかったようだ。本当かなあと思ったが、それまでの人生でなめた辛酸に比べたら、どうということもなかったろうし、むしろその頃は、生活のために小説を書けなくなってきていることの方がピンチだったようだ。奥さんが受賞したのは、家計的にもありがたく、そのために書くことに専念するために仕事を辞めることができ、『戦艦武蔵』につながる。
吉村さんは芥川賞に四回ノミネートされているが、受賞はできなかった。昭和三十年代の芥川賞は、現在よりもはるかに、マスコミ的に華やかな賞だったようで、津村節子は受賞の翌日、テレビ番組に引っ張りだこになっている。
面白かった。
仕事を辞めて時間ができると逆に書けなくなったことと、仕事が忙しくなって書けなくなったことの、両方の状態が書かれているのが良かった。『文学』に対して理想主義的な考えを抱いているのは、時代の風でもあろう。当時はみんな文学に対して真面目だったのだ。
午後、2時頃にヘルプ仕事を終え、その後ちょっとした問い合わせを処理し、今日は終わった。
7時帰宅。夕食に、フライドチキン食べる。
ブログ記事の整理をした。
2000年8月から始まり、あまりにも記事が多くなりすぎたので、2000年から2002年4月までの記事をざっと読み直し、あまりにも個人的な『日記』は非公開にし、他人が読んでもよいと思えるものだけを残した。
でないと、要するに読みにくいのだ。
作業をして、久しぶりに昔のブログを読み返すことになったのだが、『読める』日記とそうでない日記の差は、出来事の面白さとは関係ないと感じた。何もなかった日でも、妙に読ませる日記を書いている日もあるのだ。
むかーしのブログなんだから、そういうのだけ残した方が、たまーに道に迷ってやってくる人が血迷って、過去分の日記を読む時には、親切なんではないかな。
伊藤蘭のライブ、先行予約は外れたが、一般発売が当たった。4月16日。
4月17日は、なごみーず。
伊藤蘭を見た翌日に、太田裕美を見るスケジュールとなった。
フライドチキンの骨でスープをとった。これ目的でフライドチキンを買ったようなものだ。だったら鶏ガラを買えばいいのだが、売ってないし、売っていたらいたで、それだとできるスープの量が多すぎてしまう。そこまでしたくない。
去年作った梅酒、ちびちび飲む。泡盛仕込みの梅酒で、美味いが、泡盛が苦手な人にはクセがあると感じられるかもしれない。
寝るタイミングを掴み損ね、『蒼天航路』など読み返し、2時就寝。