アーサー・ビナード『日本語ぽこりぽこり』読了。
アメリカ人が日本語で書いたエッセイ。
英語を日本語に翻訳したものとは違い、著者の意図がストレートに書かれている。
そのため、日本人が書いたエッセイと変わらない読み口がある。
というより、文章にと思わせる言い回しがない。
我々がそう思っているアメリカ人ぽい文章、つまり翻訳文で書かれた文章は、内容が同じでも日本人とは違う感性が表現されていると錯覚させがちである。
これは文化の壁イコール言葉の壁となっている悪例かもしれない。
アーサー・ビナードの文章は、本人が直接日本語で書いたものだから、言葉の壁をまったく感じることなく、著者の言いたいことがストレートにわかる。
その感覚がとても新鮮だった。
夕方荻窪アパマンショップへ。
9時帰宅。
夕立が降り始めた。
冷凍エビとブロッコリーで、マヨネーズ炒めを作る。
エビに下味をつけ、片栗粉をつけて下揚げするのがいつもうまくいかない。
油が少なすぎるのだろう。
そのせいで、衣がフライパンとこすれ、ぐちゃぐちゃになってしまう。
エビのマヨネーズ炒めにはコンデンスミルクを使うとうまいらしいが、そこまでは凝らなかった。