時間の有限さを意識する

4時起き。寒かった。

すぐ風呂を沸かして入った。5時過ぎまで湯船につかって汗を流した。

7時半、自転車で現場に向かう。これまた寒かった。頬と耳が冷たくなった。神田川沿いの道を走っている時、路面に霜が降りているように見えた。滑らないように気をつけて走った。

午前中、昨年末にどこまで作業を進めていたか思い出す前に、昨年の反省をし、一年の計を立てた。やれたことや、やれなかったこと、時間配分と効率などを考察し、今年の大まかな抱負を書き出した。

やりたいことをやるには、時間が有限だということを肝に銘じないといけない。その際、時間の長さをどの単位にするかは結構重要だ。一週間の時間割を作ると有限性を感じやすい。

一週間は7日間しかない。その時点ですでに有限性が見える。仕事をしていれば平日の朝から夕方までは何もできない。平日の早朝と夜、土日の全枠が、やりたいことに費やせる枠となる。そこから睡眠時間分の枠をグレーアウトして、表にして眺めると、時間は有限だなあとしみじみ思える。

昨年は早朝枠を意識的に利用した。満遍なく使えているかどうかはともかく、朝4時に起きることはかなり習慣化されてきた。それを可能にしたのは、昨年5月から家で飲む酒を大幅に断ったことだろう。

平日夜の枠はあまり有効に使えなかった。この枠は、舞台をやる時にはちょうど稽古時間の枠になる。仕事の後、10時近くまで稽古すると、家に帰るのは11時。飲みに行ったりしたら12時を超える。入浴して1時。昔はさらに追い飲みしたりしていたから、寝る時間は3時だった。4時に起きられようはずはない。しかし、7時に起きていたので、睡眠時間は今とそれほど変わらない。

昼、朝井リョウ『正欲』読む。元号が平成から令和に変わる一年半前から、検事、販売員、大学生の物語が、令和に向かってカウントダウンしながら展開する。まだ序盤だが、タイトルが示すように、それぞれの物語を『性欲』が細い糸となって繋いでいる。テーマは何々であると読者が簡単に言わないよう、作者がモチーフをそっと扱いつつ、物語を慎重に進めている印象。

夕方、中野坂上のダイソーに寄り、釣り具コーナーを覗く。シンキングペンシルの12グラムのが売られていた。以前は7グラムのしかなかった。新発売かもかれない。4つ買った。それと、実家に忘れてきてしまったピンホールグラスを買った。

6時50分帰宅。

ガスファンヒーターを出した。早速つけるが、思ったよりも部屋が暖かくならなかった。冷え切っていたせいだろう。一度ヒーターの運転を始めると、部屋にある程度のぬくもりが残るので、一日経ってからスイッチを入れてもわりにすぐ暖かくなる。今日は初回なので時間がかかっているのだろう。

夜、桃華源のカップ麺を食べる。年末からよく食べていたカップ麺はこれだった。どろっとした担々麺スープをうまく表現していると思う。

17日に出かける場所について、食べログで色々調べる。

今年やりたいことの一つについても調べたが、時間配分的にとても今すぐ手を出すわけにはいかない。やるとすればせめて3月のマラソンが終わってからだろう。その時、やりたい気持ちがまだあれば、やるかもしれない。

1時過ぎ就寝。