釣れない潮位

結局、一睡もしないまま、夜中の3時まで起きていた。

3時過ぎ、ルアーとロッドの支度をする。潮位表を見ると、朝5時6分が満潮時刻だった。大潮で、下げ始めるのは7時すぎくらいからだった。4時から6時まではそれほど潮位に変化はなかった。

潮位変化がないなら、ミノーを投げてジャーキングをした方がいいかもしれない。昨年の秋、それでシーバスを釣ったが、いずれも流れが止まる頃合いだった。

ジャーキングをするとなると、中川が一番よい。というより、旧江戸でロッドアクションをして釣ったことがない。

中川の葛西側はまだ工事エリアがあるので、中土手で釣りをすることにした。3時半過ぎに実家を出た。自転車で葛西橋に向かう。橋を渡りながら水面の状況を観察すると、ヨレができていて、魚がいそうに見えた。根拠はまったくない。

中土手入口近くに自転車を止め、タックルの支度をして中川の河岸に下りた。どこからか、キャスティングをする音が荒川側から聞こえてきた。

橋の明暗沿いに、ソルティーポップを投げた。流れは上げており、かなり速かった。

河口に向かってゆっくりとランガンしながらルアーを替えていくことにした。

流れが速かったので、シンペンを流してみようと思い、先々週浦安の上州屋で買ったトライデント115を投げた。トライデント90に比べると、さらに跳ぶように思えた。しかし、なんと、わずか3投目に、中川に浮いているブイに引っかかり、ロストしてしまった。

リーダーを新しく結び、ルアーを替えながらランガンした。サイレントアサシン、VJ-16、トライデント90、ソラリア、鉄板、スピンテールを投げた。明るくなってからは鉄板中心にして、ジャーキングも交えた。しかし、河口まで到達し、葛西橋まで戻る間に、一度もアタリはなかった。ボラジャンプもなかった。潮位が200センチ以上あったが、その潮位だと中川河口はベイトが散ってしまい、シーバスも寄りつかないのかもしれない。過去、中川で釣った時の潮位は、秋もバチ抜け期も大体150センチを切る位のタイミングだった。

6時半納竿。

7時、実家帰宅。シャワーを浴び、朝飯にご飯、さば塩焼き、肉じゃが、納豆食べる。

11時過ぎまで寝た。

12時過ぎ、『宝亭』へ行き、昼飯にエビそばを食べた。店は混んでいた。

タックルベリーへ行き、朝ロスとしたトライデント115の同じカラーと、安売りしていたサイレントアサシンの129Fを買った。

ベルクスで、鶏モモひき肉、生筋子、きゅうり、トマト、キャベツなどを買った。

2時半帰宅。

買ってきた野菜をマリネサラダにしようと思いキャベツを切ったが、実家のボウルはサイズが小さくて野菜が入りきらなかった。タッパーも小さいのしかなかった。

しばらく考え、ドラッグストアへ行き、大きめのポリ袋を買ってきた。切った野菜をいったんポリ袋に入れてから、塩とサラダ油とお酢のマリネ液を加え、全体を揉んで混ぜると、かさが大分減った。それらを三つのタッパーに分けて冷蔵庫にしまった。

生筋子をお湯でほぐし、タッパーに入れてタレにつけ、冷凍庫に保存した。

夜、鶏モモひき肉と玉子でそぼろご飯を作った。それとマリネサラダを食べた。

食後、走りに行く。新川まで北上し、新川沿いを江戸川の水門まで往復した。およそ5キロだった。右足ふくらはぎはまだ違和感があったので、ペースはゆっくりにした。汗がよく出た。新川は江戸川に近くなると、魚のボイルが見られるようになった。シーバスが釣れるかもしれないと思ったが、釣り人はいなかった。

水シャワーを浴び、書き作業をする。今日中に間に合わせないといけなかったが、10時の時点で無理だと半ば諦めた。しかし、Evernote に書きためたデータを読み返しているうちに、別の方法などが思い浮かび、なんとか11時半に書き終えることができた。気分があがったので、アコレへ行き、ウイスキーを買ってきて、ソーダで割って飲んだ。

2時過ぎ就寝。