『まんぷくや 騏乃嵐』でモツ煮込み定食食べる

8時起き。朝飯は食べず。9時半から作業。

昼、東西線で木場まで行き、そこから菊川まで走る。

『まんぷくや 騏乃嵐』で、昼飯にモツ煮込み定食を食べた。この店は一昨年まで木場にあった。仕事現場が木場になった時、すぐに発見し、いい店を見つけたと喜んでいたのだが、見つけた2ヶ月後に建物老朽化のために閉店してしまっていた。

店主のTwitterで、移転先検討中であることは知っていたのだが、昨年一年間はなんの音沙汰もなかった。このまま閉業してしまうのかと残念に思っていたら、今年に2月、菊川で営業を再開することを知った。

当面は夜の営業のみとのことだったので、ランチが始まったら行こうと思っていた。先月、TwitterやGoogleマップの店情報をチェックして、どうやらランチが再開されたとわかったので、今日、満を持して訪問したというわけだ。

ここのモツ煮込みは、酒の肴というよりは、ご飯のおかず仕様である。つまり、塩分をうまく抑えてあり、ご飯にかけて食べても、ちょうどいい味つけになっている。もちろん、モツは柔らかく煮込んである。

そして、定食にでてくるモツ煮込みの量は多い。今日はご飯を大盛にしたのだが、大盛でもご飯がちょっと足りなくなるほどだ。木場店舗の営業最終日に行った時は、ご飯を特盛りにしたが、それでちょうど良かった。

モツ煮を汁ごとレンゲですくってはご飯にかけ、わしわしと食い進んだ。旨かった。待ちに待った味だった。

メニューは、以前の店舗時代より減ったが、モツ煮カレーがあった。これは次回食べたい。木場時代はこれの大盛を食べて、仙豆をバリバリ食った後のヤジロベーみたいになった。

店を出て、少し腹が落ち着いてから、実家まで走った。途中、清洲橋通り沿いに、渋い居酒屋を見つけた。

午後、上長から仕事依頼。昨年改修したスクレイピングツールの改修依頼。しかし、新人さんにやってもらった方がいいと思ったので、昨年作業した内容を思い出し、こんな感じにやりましたと、連絡アプリに書き込んだ。

夜、大根とイカの煮物を作るが、腹はそんなに減っていなかったので、ご飯は炊かず、その煮物とポテトサラダを食べた。

釣りに行こうか迷ったが、行かず。

昨日、夜の11時過ぎに行ったのは、ド干潮の釣りがしたかったからだった。その状態でシーバス釣りをしたことはほとんどないのだが、釣りができるポイントが限られるゆえに、ポイントを絞ることができるんじゃないかと思ったのだ。

結果、うひょゾーンについては水位が下がり、ゴロタ石が露呈しただけに見えたが、H岩は水底がむき出しになって、釣りができるポイントはたしかに限られているのがわかった。

だが、ド干潮の釣りは、昼間に行った方が良いんじゃないかと思った。今の時期、夜のド干潮は潮位がそれほど下がらないからだ。

ガブリエル・ブレア『射精責任』読む。赤い背景色に黒字という装丁は、読者に危機を煽っているかのようだ。そして想定される読者は男性で、本の中身もまた、危機を煽るように特定の字を赤くし、ポイントを大きくしている。

そうまでしなくては、これがいかに重要なことなのかを男はわからないからだという意図が、編集者にあるのだ。

だろうか?

冒頭に、この本はシスジェンダーの異性愛者である著者による、シスジェンダーの異性愛者に対する提言として書かれたものだという『おことわり』があった。LBBTQIA+をすべて包括してしまうと、それぞれの経験をなきものにするという懸念があるゆえに、立場を限定したというわけだ。

だから、人類の男性全体に向けて書かれたということではない、はずなのだが、危機を煽るような装丁や文字配色を見ると、男全体みんなそうだという警告であるかのように感じてしまう。また、男たちの死刑をまず執行してから、次に罪を読み上げ、最後に証拠を述べるという構成になっているような気もする。

そうまでして警告を発しないと何も変わらないと、著者が考えたのたせしれない。だったらなおさら、この戦は絶対に勝たないといけないのではないか。勝つためには、最初に死刑執行という順番にすると、無用な敵を増やすような気がする。論破してねじ伏せるような方法を使うことで、相手の魂がダークサイドに追い込まれたら、それは戦術ミスだ。