Hybrid W-ZERO3の終戦

Hybrid W-ZERO3が、とうとう販売終了することになったらしい。
昨年の1月に発売され、およそひと月の間毀誉褒貶の嵐に見舞われたかと思うと、3月にはウィルコムの会社更生法適用の影響からか品薄となり、4月には市場に出回らなくなっていた。
ソフトバンクの支援を受け、10月に再発売されたものの、市場から半年間姿を消していたため、すっかりお呼びでない存在となってしまった。
<最も悲しいスマートフォン>といっていいかもしれない。

そのHybrid W-ZERO3を、昨年の2月から使用している。
Advanced W-ZERO3で慣れ親しんだQWERTYキーボードが廃止され、使いにくいことこの上なかったが、カスタマイズこそWindowsMobile機の身上であり、色々いじるうちに使い物になってきた。
そして、スマートフォンに自分が求める機能というものがわかってきた。

・メーラー
・ブラウザ
・テキストエディタ
・twitterクライアント
・カメラ

これらの機能があれば、さして不自由は感じない。
音楽や映像はバッテリーの消耗が激しいし、そこまで何もかもできなくてもいい。

ウィルコムがスマートフォンの後継機種をリリースする可能性はほとんどないと思うので、来年か再来年あたりが、長年連れ添ってきたPHSとの別れの時かもしれん。

仕事後、新宿へ。
とらやの羊羹と、CLOVERのマロングラッセを買う。

高円寺へ移動。
「天王」で回鍋肉定食を食べる。

7時半に「タコスカフェ」へ。
久保田君が出演する芝居を観る。
2階のスペースを利用した芝居だった。

彼と彼女のゆるい関係。それに苛つく妹。
この「ゆるさ」が、
(わかるよね?)
という感じで表現されていた。
役者の演技スタイルが台本に合っており、冒頭とラストに少しだけ登場する久保田君の演技はなぜかちょっと浮いていた。