落合さんの最後の言葉

朝、トーストとフランクフルト。

進めていた仕事に加え、各方面からの依頼が増え、仕事が一気に忙しくなった。
どれから手をつけていいのかわからないほどだ。
仕事が増えると、とりかかる順番を考えるという<間>が出来る。
その間は、仕事が多ければ多いほど長くなる。
ある程度の量を超えてしまったら、内容ではなく、来た順にやると決めた方がいい。

昼、見知らぬ店で鶏ラーメンというものを食べる。
ラーメン屋ではないらしい。
あっさりした鶏ガラスープは薄い塩味で、ラーメンのスープとはどこか違っているように思えたが、上品で飽きのこない味だった。

午後、どの仕事からこなすかを考えながら、一つ一つに手を出しては引っ込める。
割り切って、一つの仕事をどーんと済ませた方が、勢いがつくこともあるのだが、仕事をしているとさらに別の仕事を頼まれるという有様だった。

7時半まで残業。
もらった仕事を明日からどうやってこなしていくかをtodoリストにまとめる。

8時半帰宅。
朝と同じメニューで夕食。

日刊スポーツによると、日本シリーズ第7戦後、落合監督は選手やスタッフ達に、「8年間ありがとうな」と言い、その場にいるものは皆号泣したという。
落合さんは就任中ずっと、マスコミを通じた世間と、選手達との間に立ち、選手達を守り続けてきた印象がある。
WBC問題の時もそうだった。
ボイコット選手批判に、ナショナリズムの色がつきそうになるところを、反論会見ですぱっと流れを断ち切った。
落合憎しという人は増えたかもしれないが、岩瀬や森野は守ってもらえたはずだ。

次の監督は大変だと思う。
が、そういう意味では、長老OBの高木さんで良かったかもしれない。
少なくとも、ギラギラした「私心」はなさそうだ。
落合色を薄めるためのスケープゴートという気が、どうしてもしてしまうのだが。