7時起き。
米を炊いている間に「りゅう」「おおぐま」の練習をしていると、いつの間にか炊けていた。弁当を作り、余ったおかずで朝飯を食べる。
8時20分に家を出る。現場へ。
午前中、音羽屋さん依頼のツールを見て、フォームの初期位置調整や、クラスモジュールのテストをする。初期位置調整は、ユーザーフォームのX軸と、ExcelアプリのX軸で、単位や開始位置が違うことなどを考慮しないといけないため、今までは面倒で、なんかテキトーにやっていたが、今日は時間をたっぷり使って、H列に沿って配置するように調整した。
昼、弁当食べる。メニューが朝と同じだった。自炊弁当はこういうことがある。
仲代達矢『遺し書き』読了。この本、出版されて間もない2001年に、どこかの書店で立ち読みした記憶がある。すべて読んだのは今回が初めて。
最初の方は、恭子夫人に膵臓癌が見つかり、手術をしたものの余命はわずかと言われ、それでも明るく前向きに振る舞う夫人を見守る日々のことが書かれている。役所広司さんが見舞いに来たエピソードが印象的だった。そっと見舞いに来たという感じが奥ゆかしく、とても品がある感じがした。そういうものを役所広司さんは無名塾で受け継いだのだろうと思った。
前半は、恭子夫人の闘病と、夫婦のなれそめについて書かれており、後半に仲代達矢の生い立ちが書かれている。書いているうちに自伝の体裁になっていったという感じがした。だから、時間の流れは出版時点の現在から過去へと逆行している。
恭子夫人が夫に遺した遺書は、読んでいて涙が出そうになったので、休み休み読んだ。死にたくなるほど悲しく、同時に、絶対に死ねないと思わせるような遺書だった。仲代さんはそれから29年、無名塾を続けてこられたのだが、この遺書に書かれた言葉に背中を押されてきたのではないかと思った。強く重く厳しく、でも優しい言葉だった。タイトルの由来は、この遺書のことではないか?
午後、フォーム位置調整をなんとか仕上げる。途中、AI に色々質問したが、ピクセル単位なのとポイント単位を、どうも AI のヤツは間違っているようで、言われたとおりの記述をしたら、ユーザーファームが画面右端を通り抜けて見えなくなってしまった。
「能なしめ!」と罵倒すると謝られた。
6時、作業終了後に現場近くのレンタルチャリを借り、有楽町のよみうりホールに向かった。今日は、東野vs山里の年一イベントがある。先週はピエール瀧、今週は東野幸治と、二週続けてウィル・スミスより1コ上の人のイベントを同じ会場で見ることになったわけだ。
15分ほどで、よみうりホールの北側に到着。ビックカメラのエスカレーターと階段で7階へ。先週同様、2階席に座った。
7時開演。東野幸治がおもむろに舞台に出てきて、今日この場で話したことは、会場を出る時、全員忘れているはずですと宣言した。
東野、山里と代わりばんこに漫談が進行し、途中二人で少し喋り、山里のネタ的な場があり、ラストでダディの大ネタが炸裂し、9時半に終わった。2時間半もの長丁場だったが、まったく飽きず、笑ったりびっくりしたりの連続だったが、言うまでもなく客席を立った瞬間すべて忘れてしまった。
夕食に、有楽町の『宝龍』で食べて行こうと思ったが、満席だったのであきらめた。先週もあきらめた。
何も食べず、10時半帰宅。
夕食に、きつねうどん大盛食べる。麺ふた袋。
「りゅう」を少々練習し、1時半頃就寝。

