折れたが釣れた

6時50分起き。朝飯に、ご飯、鯵、味噌汁。

9時半から作業。

一昨日、同僚ツールのテストを実行した時に、データ元のサーバーに、わしのPCからのアクセスがあったというログが出力されていたらしく、管理者から確認メールが届いた。とりあえず、これこれこういうツールを使って作業しましたと返信した。

昼、ベルクスで買い物。帰宅後、昼飯にハム卵きゅうりサンドイッチを作って食べる。

午後、抱えた作業がとりあえずなくなったので、たまった講習をこなす。

夕食に、ご飯、麻婆豆腐、スナップえんどうとソーセージの炒め物を食べる。

食後すぐ自転車でシーバス釣りに行く。大潮後の中潮初日。満潮時刻は18時直前だった。

独りぼっちのロンリーポイントへ。周囲にアングラーはいなかった。北西の風が吹いていた。昨夜より風は弱かったが、寒かった。

釣りの前に、ランディングネットを水面に伸ばし、ネットの沈み方や操作感を体に覚えさせた。釣る経験が圧倒的に乏しいのだから、こういう自主練は本来、毎回やっておかないといけなかったのだ。だから、2013年からの三年間、取り込みミスをしまくったのだ。

7時頃から釣り開始。流れはゆっくりと下げ始めていた。水面は、荒れているというほどではないが、多少波立っていた。

スウォーム130、ヒソカ、フィール150、アルデンテと投げたが、反応はなかった。バチは抜けておらず、ボイルもなかった。

8時近くになると下げの流れが速くなってきた。風はやや弱くなり、水面の波は穏やかになってきた。スウォームとヒソカを投げ分けたが、反応がなかった。

マニック95をアップに投げ、速い流れに合わせるような速度でリールを巻いてみた。すると、ルアーが止まったような感触のあと、もぞもぞと動いたような反応を示し、竿が軽く引かれた。ロッドを横に引いて合わせると、かかっていた。

足元にわりと近いところでかかったため、巻くとすぐに魚体が目の前に浮いてきた。それほど大きくなかった。左手でネットを伸ばし、枠を沈め、右手で魚をコントロールして誘導する。

しかし、網に近づけると魚が暴れて潜ってしまった。わちゃわちゃしながら、ネットを左方へずらし、再び右手で魚体を浮かべ、向こうから手前に誘導するようにしてネットの中に入れる。

二度目も失敗。しかし、三度目に、明らかに入ったと視認でき、かつ、ネットを軽く持ち上げても重さで確認できた。

竿を右脇に抱え、右手で伸びたランディングポールを縮めた。手元に近づいたところで、左手でほんの少しポールを持ち上げた。先端の柄がしなる。その状態で、右手で柄を掴むつもりだった。

ところが、しなった柄があっけなく折れてしまい、ネットごと水中に落ちてしまった。

ルアーが、魚と網の両方に引っかかった状態だったので、ロッドで途中までネットを引っ張り上げ、左手で網を掴んで地上に持ち上げた。ルアーが魚の口からとれたが、魚は地上に落ちたのでバレずに済んだ。

44センチのシーバスだった。口の中を見てみたが、まだバチは食べていなかった。ロッドでネットとルアーと魚全部を途中まで持ち上げられたのだから、魚体は軽かったはずだ。それなのにポールが折れたということは、経年劣化だろう。買ったのは2022年の10月。以前使っていたへっぽこ格安ランディングポールを、デイゲームのジャーキングでヒットしたシーバス取り込み時に折ってしまい、急遽買ったやつだった。なんだかんだ、それから3年4ヶ月使ってきたわけだ。

シーバスをリリースし、水面を見てみると、バチがちらほら抜けてきていた。大量ではなく、ちらほら抜けている状態こそ望ましかったので、ネットはないにせよ、釣りを続けてみることにした。もし釣れたら、水面すれすれまでなんとか寄せ、大人しくなってから左手でフックを操作し、直接口にかけるしかない。途中でバレる可能性は高いが、ここでやめたくなかった。

以降、ヒソカ、スウォーム130、マニック95、マニック130、アルデンテを投げたが、シーバスはかからなかった。風は弱まっていき、水面は静かになってきたが、流れはどんどん速くなってきた。バチは相変わらずちらほら抜けだったが、ボイルはほとんどなかった。

両手がかじかんできたので、9時前に納竿した。

実家帰宅し、ルアーとネットを洗う。

母、眠そうな様子でテレビを見ていたが、釣り場について雑談するときに、周囲は真っ暗であることを説明し、ついでに、そういうところを自転車で走るときは周りに幽霊がいっぱいいるとあえて想像するようにしている、と言った。

「なにそれ? 幽霊ってどんなの?」
「血だらけの制服を着た戦前の看護婦とか、学生服姿で青白い顔をした中学生とか…」
「やめて! なにそれ! 怖い!」

背筋がぞーっとしたらしい。

「なんでそんなこと考えるのよ!」
「いや、暗くて怖いところでそういうこと考えれば、怖くなくなる訓練になるから…」
「なんでそんな訓練するのよ!」
「いや、暗いところで釣りをすること多いから」
「眠気吹っ飛んじゃったわよ!」

ランディングポールをAmazonで検索する。以前のものは長さが5メートルあったが、正直、自分が釣りをするポイントでその長さは必要ない。買った時は、いざという時のためと思っていたが、その『時』は4年間まったくなかった。

3メートルほどのもので十分だと思うが、干潮時に旧江戸河口の柵があるところで釣りをする時は、その長さだとやや不安だ。しかし、明日届けてくれる製品は3メートルのものだった。

結局買わず。明日、昼に釣具屋へ行って直接探すしかない。

1時過ぎ就寝。