アイドルと大映テレビの話

昨日あたりから80年代アイドルのことが気になって、Youtubeで色々調べていた。
今朝、仕事場でkくんと話す。

「80年代はアイドルの黄金時代でさ、友達はみんな誰かしら好きなアイドルがいたんだよ」
「聖子ちゃんですか?」
「聖子ちゃんもそうだけど、その後が色々いたから」
「神さまは(おれのこと)誰が好きだったんですか?」
「あのね、好きだったアイドルはいたんだ。でも、好きなのに好きになることを諦めたアイドルがいたんだよ」
「誰ですか」
「当たったらコーヒーおごるよ」
「柏原好恵」
「惜しい! それは一時期好きだったの。でもレコードは買わなかったし、長いこと好きだったわけじゃないの」
「じゃあ誰ですかね」
「早見優なんだよ」
「へえー」

早見優はデビュー当時からみんな知ってたのだけど、別世界の人間という感じが強く、当時小学生だった我々の中でもファンは少なかった。

「あと、中学生になると、アイドルを好きでいることが恥ずかしいという風潮があってさ。みんなファンをやめちゃうんだよ」
「おニャン子クラブとかはどうだったんですか?」
「あれは別。アイドルが好きというより、番組ごと好きになって、ゲームみたいにどの子が好きとかやってたよ。その頃はもうバンドブームが始まりかけてたし」
「僕は、そういうの、なかったですねえ」
「アイドルがいなかった時代じゃない?」
「そうですねえ」
「大映テレビのドラマは観た?」
「何ですか?」
「知らないの? スクール・ウォーズとか」
「あ、知ってます。スチュワーデス物語とか」
「そうそう。あれがね、当時はダサくてしょうがないって感じで見てたんだけど、今見るとセンスが一回転して、むしろ面白すぎるんだよ」
「ははは」
「『ヤヌスの鏡』知ってる?」
「知りません」
「杉浦幸主演で、二重人格の少女の話。昼間は清純な女子高生なんだけど、夜はスケバンになっちゃうっていう」
「無茶苦茶ですね」
「無茶苦茶なんだよ。厳しい祖母にしつけられたお嬢様なのに、スケバンモードになると言葉遣いも変わって、ケンカまで強くなっちゃうという。しかも、お嬢様の彼女が好きな奴と、スケバンの彼女が好きな奴と両方いて、誰が誰に対してもてているのか、わけわかんなくなるっていう」
「めんどくさすぎますね」

こんな感じで、アイドルと大映テレビトークをしながら仕事をした。

夕方、大塚へ。
「北大塚ラーメン」にて、チャーシュー麺を食べる。

萬劇場にて綾香の客演する舞台観劇。
松原さんも出ていた。
殺陣が多かったのだが、減らしても良かったのではないかと思う。
後半になると、また殺陣かと思ってしまった。

終演後、劇場外で綾香に挨拶する。

11時帰宅。
明日の通しのために台詞の確認をする。
細かいところがまだ不安だが、それを言うなら稽古していない場面がまだいくつかあるということの方が不安だ。
今さら言っても仕方ないので、ぶっつけ本番で行くしかない。