昼、芹川から昨日のメールの返事がきた。
何を言えばいいのかわからないという内容で、芹川自身が出ている「作家」は面白いと思うと書いてあった。
何かもやっとしたものがあるならば、稽古後に飲んで話さないかとメールを書くが、公演後にしようと返事がきた。
昨日送ったメールは、特に悩ませようと思って書いたものではなく、要するに本番まで頑張ろうという内容だったはずなのに、ややこしいことになっていると思った。
夕方、稽古場に行くと、その芹川が前髪をぱっつんにしており、鳳啓助そっくりになっていた。
稽古は残り3回。
通しをやる。
「喪失」はどうにか、役交代の混乱から慣れてきた。
「作家」の前半、「コラコラ」問答の部分も同様。
野村さん、「作家」では色々なキャラクターを演じ分けなければいけないが、色々出してくるのを見るのが楽しい。
「渚歩こうよ」バージョンのキャラが一番好きだ。
稽古場外の公演は、桜が満開だった。
コンビニでビールを買ってきて飲みたいと思ったが、稽古が終わる時間には例によって明かりが消えてしまっていた。
「笑っていいとも」最終回。
たけしさんが最後のゲスト。
「祝辞」ネタでしめたらしい。
林家三平結婚式などでも疲労したこのスタイル、ゴーストライターは小泉せつ子さんではなかろうか。
文体がそっくりだ。
夜も特番をやったらしく、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナイナイ、爆笑問題、とんねるずが、同じ画面に写るのを見た時には、さすがにふるえがきた。
ダウンタウンやウンナンがいるところへ、
「長えよ!」
と叫びながら石橋貴明が入ってくるのは、見栄えがした。
この傍若無人さと勢いで、とんねるずはのし上がっていったんだなあと、感慨にふけったりした。
そして、やっぱり二人は他の芸人達より身体が大きい。
舞台映えする。