吉祥寺にて稽古。
ここの稽古場は、成蹊大学の近くにあり、退館時間は8時50分と早い。
だからといって、かつかつの稽古をするかというと、そうではなく、今日も馬鹿なことばかりして過ごしてしまった。
稽古後、制作の前田さんから電話。
「チケットをお渡ししたいのです」
可憐な声で、彼女は言った。
我々は、稽古後の阿修羅飲みに向かう途中だったので、とりあえず皆には先に店の方に行ってもらい、俺一人で駅前に行き、前田さんと会うことにした。
前田さんと会い、しばし話し、阿修羅飲みに誘う。
「小1時間だけでしたら」
と、彼女。
店に戻り、制作さんを交えての乾杯をする。
とりあえず、若い若い若い彼女の顔見せになったので、ほっとする。
その後、名簿の件で望月も合流。
健ちゃんはバイトのため、山ちゃんは体調のため、松井さんと家城君は終電のため、先に帰ってしまった。
残ったのは、望月、飯野、智保ちゃん。
劇団漠の昔話をする。
智保ちゃんは、わけがわからない様子だったが、望月、飯野、そして俺とくれば、漠の話は避けられないのだ。
12時過ぎに店を出る。
ほろ酔い気分で帰宅したら、電話が止まっていたので、すぐにコンビニで支払う。