天の仰せ

8時過ぎ起き。

朝飯にフルーツグラノーラとミルク。

午前中、新エクセルツールの五月雨依頼がきた。依頼がホットなうちに都度応戦する。

昼、『とんかつ松永』でカツ丼食べる。その後、高円寺の北から阿佐ヶ谷をまわり、6キロ走って帰宅。汗の量がとても多かった。発汗量は暑さと比例するわけではない気がする。

午後、新エクセルツールの五月雨依頼がまたあったので、それをやり、どさん子ツールの依頼をちょっとだけやる。どさん子は、新エクセルツールのめどがついてからやらないと作業がかぶるので、考察のみにした。

甲子園決勝、慶応と仙台育英の試合を途中少し見た。慶応が8対2でリードしていた。

ヤフーニュースには、慶応の応援団による音が大きいことについてSNS上に様々な意見が飛び交っているという記事がのっていた。

どんな意見かな、と思い、Xを検察してみたら、仙台育英が三振しても歓声上げるのはいかがなものか、というツイートが拡散されていた。かと思うと、自軍の攻撃時のボリュームを100とすれば、守備時は10くらいに落としている慶応応援団を称えるツイートもあった。

放送を見てツイートしている人と、現地にいてツイートしている人では、当然意見の差もあろう。現地でも、スタジアムのどこにいるかによって、聞こえ方も違いがある。

応援が不快、というツイートが拡散されているのは、慶応への悪意が、一般人の意識下に沈潜していたことの表れではないか。

正確には、その悪意は慶応そのものではなく、慶応のネームバリューが示唆する上級国民とかいう、ふざけた概念に対するものであろう。つまりこれは格差社会への反発だと思う。広がった格差が埋めようもないまま固定化されていると感じる人が、ものすごく増えていることの証しだ。

慶応の応援団に悪意はまったくない。正々堂々一生懸命母校の応援をしたその方法が、あまりにも一糸乱れず見事であったがゆえに大音量となり、それを不快に思う人が出てきている。

選手たちは、世間のそんな雑音には影響されていないように見えた。それが救いだった。

ただ、歯を見せすぎであるような気もした。ほかのあらゆるスポーツの、世界中の競技者を思い描いても、試合中に歯を見せる頻度は、君らより高くないと思うな。ら、と書いたのは、両チームともそうだったから。ごめん、おじさん、昭和だったかな?

夕方、とりあえず新エクセルツールはこれ以上改修必要なしのところまできた。

6時過ぎ、家を出る。

新高円寺から新宿へ。駅弁、サンドイッチ、ビールを買い、湘南新宿ラインのグリーン車に乗った。

渋谷で満席になり、ゆっくり本を読んだりする雰囲気ではなくなってきた。しばらくは何もせずスマホを見て、平塚で東海道線に乗り換えればもう少し空いてくるかな、などと思っていた。

戸塚を過ぎた直後、辻堂と茅ヶ崎間で人身事故があったという車内放送が流れ、電車は急遽大船行きに変わった。

大船で、隣のホームに止まっていた小田原行きの車両に乗りかえた。現場の救護活動が終わるのが9時の予定とのことだったので、それまで車内で待つことにした。

今夜は普通列車を乗り継ぎ、夜の11時50分頃に浜松へ到着し、駅近くのホテルに泊まる予定だったのだが、遅延により電車の接続がどうなるのか気になった。

救護活動は遅れた。9時の予定は9時半になり、大船を電車が出たのは9時50分だった。

小田原に10時半頃着き、続いてやってきた熱海行きに乗り換えたが、すでに浜松まで行くことは絶望的となっていた。

熱海に着き、11時17分発の沼津行きを待ったが、その電車もなかなか来なかった。12時を過ぎてようやく、終電として沼津行きが到着した。

12時半頃に沼津に着いた。当然、静岡方面の電車はなかった。浜松のホテルはキャンセルした。

天はオレに、たまには野宿をせよと仰せなのか?