餃子はおいしく出来たものの

 仕込み2日目。
 念願の、餃子作り稽古をする。

 芝居の最中に味付けをするか、それともあらかじめ味付けをしておくかで、ずっと迷っていたのだが、芝居の最中に味付けをする方向で稽古する。
 台詞を喋りながら味付けを考えないといけないので、実は結構厄介である。
 何かをしながら演技をするというのは、結構修練が必要なのだ。

 餃子作りの稽古をし、夕方からはゲネ。
 照明や音響のチェックをし、餃子つくりと役者の芝居もチェックし、さらに役者として出ていたので、個人的に役者としてボロボロであった。
 台詞は間違える、小道具は忘れる、その他色々。

 ただ、餃子は結構うまく出来た。
 これなら本番でも何とかなりそうだと思った。

 ゲネ終了後、飲みに行く。
 王子の魚民。
 これから毎日お世話になるであろう居酒屋である。
 仕込の労を互いにねぎらい、12時帰宅。