本番二日目。
11時に劇場入りだったので、その前に劇団プロジェクト・ジョカの今井さんに電話をし、観に来てもらえる日を確認する。
松屋でカレーを食い、小屋入り。
東さんは昨夜、劇場で一泊したらしく、声をがらがらにしていた。
「金さんは梁山泊で毎日こういうことやっていたんだな」
と、感慨をもらしていた。
昨日とは違い、雨が降っていなかったので、客入れ諸作業は楽だったが、昨日よりも確実に気温が下がっており、おまけに風も強かった。
受付の山ちゃんが到着。
例によってプラス思考バリバリの挨拶をかましてきた。
めぐみさんが思わず、「明るすぎる」とたしなめたくらいだ。
マチネのクライマックスにて、装置のトラブル。
伊原さん曰く、「舞台が湾曲した」とのこと。
友人の清水夫妻と菊池君来場。
ウィスキーと泡盛を差し入れてくれる。
それから、大学の先輩である村上晴彦さんが来ていた。
会うのは5年ぶりくらいだったが、様子が昔とちっとも変わってなかった。
顔にはドーランで汚しを入れ、髪の毛はジェルで固めているので、マチネとソワレの間の空き時間は劇場で息をひそめている。
こういう時間は結構好きだ。
「まどろみ」の純粋な形だと思いながら、まどろまないように気をつけている。
夜は気温がさらに下がり、外のお客様誘導などはつま先まで冷たくなった。
わっちゃんが観に来た。
9時に劇場を後にし、寒風吹きすさぶ中、小金井へ。