400円貸してくれ

 久しぶりに色々な夢を一度に見た。
 夢というよりもめまぐるしく展開するイメージの羅列に近かった。
 昨日の睡眠がとても不規則なものだったからだろう。

 なぜか知らないがPHSの時計が止まってしまった。
 これはどういう現象なのだろう?
 設定をリセットしても一向に動く気配がない。
 まさか料金督促機能というわけではあるまい。
 保証書を探して取り替えることを検討してみたい。

 昼、新川の運河沿いにあるベンチに座って本を読んでいたら、50歳くらいのオヤジが隣に座って声をかけてきた。
 一瞬何を言ってるのかよくわからなかったが、似たようなケースで俺は以前2万円騙し取られたことがあるので、精神は警戒モード身体は戦闘モードに入れてそのオヤジの言うことを聞いてみた。

 「埼玉の熊谷からきたんだけど、現場の仕事で。築地で4時に仕事で、ところが早く来ちゃって、場所わかんなくてうろうろ歩いて、新川まで来ちゃった。ハハハ。で、築地まで行きたいんで、400円くらい貸してもらえると、その、助かるんだけどね、ごめんね」

 この野郎、見ず知らずの俺に金をせびるとはよほど困ってやがるな。
 もしくは一杯引っかける小銭欲しさか。
 金をやって後をつけてみるのも面白いかと思ったが、なんと俺の財布にはその時500円玉が1枚しかなかったのであった。
 おれは財布を見せて言ってやった。

 「悪いけど今これしかねえんだ」

 デフレで大変なんだよねとかなんとか続けようと思ったのだが、そのオヤジは俺の財布の中身を見るや否やバネ仕掛けのように立ち上がると、

 「ごめんね、悪かったね」

 と言って新大橋通り方面へと走り去ってしまったのであった。
 何だったんだろう、あのオヤジ。

 昼の4時頃、体がきしむのを感じた。
 間違いなく運動不足だ。
 体を動かしたくてたまらなくなったので、仕事後5時半に実家へ帰るとすぐに着替えてマラソンをした。

 軽く30分ほど走り、シャワーを浴びて飯を食う。
 いつもより疲労度が濃かったのは血糖値が低いまま走ったからだろうか。

 ワークショップ用の簡単なプラン原稿を書く。
 皆に配るものにしようかと思ったのだが、紙を配ってやるワークショップというのはなんだか観念的でイヤな気がする。
 現場主義で行くなら身一つこそ信条のはずだ。
 よって、進行役の自分用に書く。

 その後「夏の子プロ」を書き足す。
 トータル22ページ。
 40ページがエンドラインなので、まだ半分と少ししか書けていない。
 我ながら今回は書き方が随分慎重だ。

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