台本脱稿

 台本を一応脱稿した。
 一応、というのは、まだ練り足りない部分があるからだ。
 が、稽古をするたたき台としてのテキストは用意した。

 昼、美術の松本さんに電話。
 携わってた公演のバラシ最中だった。
 「今日うかがいます」
 とのこと。

 夕方、鍋横にて稽古。
 7時間際に松本さん来る。
 トモミゴロ脱出シーンなどやる。
 ラストはやらず。

 稽古後、新中野で松本さんと美術の打ち合わせ。
 中央にたてる柱をどうするかについて、色々考える。
 今回の芝居では、舞台装置の量はそれほどでもない。
 逆に言えば、少ない量で空間をぴしっと築かなければならず、そのあたりが思案のしどころである。
 柱の表面をどうするかということと、背後にある箱になにを使うかのアイディアが松本さんから出たあたりで、話し合いはとりあえず終了。

 新中野から荻窪経由で12時半帰宅。
 ずしり、という擬音が聞こえてくるように、このところ急に寒くなった。