帰納法による役作り

いつの間にかプロ野球も開幕し、ダルビッシュが相変わらず凄かったり、楽天が狂い咲いたりしている。
開幕してしばらくは混戦が続くので、勝敗そのものよりも選手の仕上がり具合に目がいく。
面白くなってくるのは6月以降だろう。
王さん、今年こそ優勝してください。

昼、ミートボールなどをおかずとした、ごく普通の弁当を食す。

夕方稽古。
台本に細かい修正が入る。
稽古は細部を先に決めていくスタイル。

逆算して人物の核心を探る。
(そういう動きや言い回しをするということは、こういう人物かな?)
という、帰納法的なやり方を試みる。

台本を読むだけで先に人物像を作り上げても、細部の演出がそれと矛盾することもあると思われるため、
(これだ!)
と決めるのはもう少し先にし、何を求められても動じないようフレキシブルに役を練った方が良さそうだ。

しかし台詞を読んでいくと、
「はんなり」
という言葉が浮かぶ。
理由はわからない。
そうありたいという願望か。

9時半に稽古をあがる。
さかしたさんと駅まで一緒。
あまり絡めないですねえなどと話す。

実家へ。
冷凍庫のたこ焼きを温めて食べる。
父はテレビを見ていた。
ノートパソコンを買うので、どれがいいか探してくれと頼まれる。
否やはない。
過去にパソコンを購入した時と違い、触れる時間はたんまりとあるだろう。

『太陽を盗んだ男』DVDを借りた。
実家のDVDプレイヤーが修理中だったため、本日は観られず。