ぱふぱふ宴から野宿へ

一夜明けても頭の中から「レインコート」のメロディが消えない。
朝、PCの電源を入れ、アルバム『たま』収録の「レインコート」を聴く。
やはり良い曲だと思う。
演奏している人が、波動を乗せやすい曲なのかもしれない。
だから、CDで聴くよりライブで聴く方が感動するだろう。
ライブも、Gさんのソロで聴くよりは、たまの3人がそろった状態で聴いた方が感動するだろう。

10時過ぎに買い物。
カルダモン、コリアンダー、バジル、ローリエなど買う。
帰宅して、スープカレーを作る。
買ったスパイスに、シナモン、ガラムマサラ、カレー粉なども加える。
鶏ガラスープを使い、かなり本格的に作った。
昼過ぎ完成。
ご飯と一緒に食べる。
かなり旨かった。

夕方、新橋へ。
オギノ君に誘われ、ビアガーデンに飲みに行く。

着いたのは<汐留ガーデン>という老舗のビアガーデン。
飲み放題ではないらしい。
オギノ君と中山君が先に来ていた。
遅れて宇原君、そして以前OXカンパニーで共演した土井さん到着。

我々の座ったテーブルは、ステージの斜め前だった。
ステージには梁からロープが2本下がっていた。

このビアガーデンには名物のショータイムがある。
10年前にバイク便をしていた頃から存在は知っていた。
配達に来た時、ビアガーデンの看板に、
<お色気ヌードショー>
とアナクロな宣伝文句が書かれていたのを覚えている。

「ストリッパーが踊るの?」
オギノ君と中山君に聞く。
「…まあ、見てくださいよ」
「僕らが前来た時は、ゆるーい感じのキャットファイトがありましたよ」

ビールと簡単なつまみを頼んだ。
乾杯してすぐに音楽が流れ、ショーが始まった。
ラムちゃん衣装のお姉さんが登場し、司会進行を始める。

踊るのは二人の東欧系ダンサー。
豊満タイプとスレンダータイプだった。
腰をくねらせ、じらせることなくトップレスになると、鞭を片手にテーブル席へ降りてきた。

「はーいそれではー、お財布の野口先生をお口にくわえてくれるとー、彼女たちがぱふぱふしてくれまーす」
ラムちゃんが説明した。

豊満タイプのアンナが我々のテーブルにやってきた。
オギノ君が1000円を出し、我々の某君にくわえさせる。
アンナは膝にまたがるようにして、おっぱいで某君の顔を挟んだ。
その一部始終を、俺はデジカメの動画で撮影した。

アンナはテーブル席下手から後ろに移動し、巡回しつつ上手へ戻った。
もう一人のパメラは上手から巡回して、最後に我々のテーブルにやってきた。

今度は別の某君が1000円をくわえる。
またがるパメラ。
スレンダー好きの彼は、両手をパメラの腰に当てていたが、ラムちゃんに見つかって、
「ちょっとお、お触りはダメって言ったでしょ!」
と怒られていた。

・ラムちゃんのMC
・二人のダンス
・ぱふぱふ
この流れが、コスチューム替え休憩をはさんで3回行われた。

ちなみにラムちゃんの格好をしていた彼女は、途中一回だけドロンジョの衣装に着替えていた。

ショーの間、ビールをピッチャーでがんがん飲んだ。

おっぱいで顔を挟んでもらっていながら、触っちゃいけないというのは、生殺し以外の何者でもないのではないか。
それならばダンスの時間を増やしてくれた方がうれしいが。
そんなことを飲みながら考えた。

ダンスはエロチックで格好良かった。
鞭で床をたたいたりする振り付けがすごく似合ってた。

本日最後のショーでアンナがテーブルに来た時、土井さんから1000円を渡された。
「いや、俺はいいよ」
と返そうとするが、押しつけられた。
しらけさせるよりはと札を口にくわえ、アンナを待つ。

たしかに柔らかかったが、あまりエッチな気分にはなれなかった。
これなら、ハジメちゃんのポニョポニョ腹を思うさま触った方が気持ちいい。
ドMの人向けのサービスなのかもしれん。

さらに残念なことに、当事者となってしまったため、自分がぱふぱふされている姿をデジカメに収めることができなかった。
幸い中山君が携帯カメラで撮影してくれたので、その場でメールで送ってもらった。
だが写真はぼけていた。仕方ない。
この写真を来年の年賀状に使おう。

店を出て、稽古帰りのしのちゃんと合流する。
我々5人がどこで飲んでいたのか知らないしのちゃんに、某君がパフパフされている動画をいきなり見せる。
「…えっ! こっ、これは一体なんですか?!」
しのちゃんは驚いていた。
そりゃそうだろう。俺だって今日そこで飲むとは知らなかったのだから。

居酒屋に入り、12時前まで飲む。
オギノ君と話す。
「役者やりなよ。うちの芝居出なよ」
と、悪魔の言葉をささやく。

しのちゃん、宇原君と共に店を出る。
東京駅で二人と別れ、中央線に乗り換える。
終電のいくつか前の電車だった。

電車は空いていた。
迷わず座った。

寝過ごして目が覚めた。
西国分寺だった。

上り電車はすべて終わっていた。
西荻までタクシーでどのくらいかかるのだろう。
駅を出て、タクシーを拾うつもりで国分寺方面に向かって歩いた。

タクシーは拾えず、国分寺まで来てしまった。
1時20分だった。
無理して帰ったところで明日の朝用事があるわけでもないし、ここは始発待ちをした方が良かろうと思い、北口のマクドナルドに入った。
眠かった。

机に突っ伏す形で寝たのだが、寝苦しくて仕方なかった。
いくら空いているからといって、店の椅子で横になったら追い出されてしまう。
だが、とにかく横になりたかった。

マックを出た。
勝手知ったる国分寺。
南口の団地にあるグラウンドには、たしかベンチがあるはずだ。
そこで少し横になろう。そう思った。

ベンチはあった。
横になる。
楽だった。
数時間の野宿だ。
ポケットからデジカメを出し、某君が外人ダンサーにおっぱいで顔をはさまれている動画を見てから、眠りについた。

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