中途半端な雪

朝から中途半端な雪が降っていた。
今日も走れない。

ひびの状態は相変わらず。
角質の谷間は、傷ではないので、肉が盛り上がってくるわけではない。
だが谷間の裂け目が深くなることでそこは傷口に近くなる。
これが昨日の状態。
今朝はその傷口が赤い線になってひりひりしている。
歩くと圧痛がある。

木下恵介『女の園』観る。
昔録画しておいたもの。
金子信雄が、そこそこ二枚目という役。
この2年前は『生きる』で志村喬の息子役で、もうちょい二枚目。
この3年後には『幕末太陽伝』でケチな旦那、すでに三枚目。
料理に目覚めるのはいつ頃だったのだろう。
久我美子、あまり顔が好みでない。
奈良公園の鹿みたいだ。
岸恵子は、例のケラケラした<生意気声>がいい。
高峰秀子はそうした中にあってさすがに巧い。
高峰美枝子はきれいで、きれいゆえに怖い。
高校ではなく、大学という設定を知り、大いに驚く。

『大系 黒澤明』 2巻読む。
『赤ひげ』のあたり。
日本で撮る<集大成>と考えていたのだなあ。
次のハリウッドがうまくいっていれば、本当にそうなっただろうが。
この先を読み進むのは気が重い。

夜、レトルトのカレーにハバネロペッパーをかけて食べた。
甘口なのに辛いという、実に妙な味となった。