寒い日なので地味に色々やる

昨日は寒かった。
今日も寒い。
空は曇っており、せっかくの週末なのに花見日和にはほど遠い。

12時に家を出て図書館へ。
本を2冊返却し、予約していた本を1冊借りる。

西荻へ。
「ラーメン大」に入る。
今日の店員さんは盛りの少ない人だったので、野菜を「増し増し」にしてもらう。
昔からいる店員さんの「増し」より少なかった。

1時前にギャラリーがらんへ。
6月のマグ不足のため、下見をさせてもらう。

劇場ではなくあくまでもギャラリーでありながら、防音や簡素な音響照明設備が備え付けてあり、朗読、一人芝居、少人数の芝居を上演するには面白そうな空間だった。
ギャラリー内のエアコンやサッシ窓をそのまま使い、家具を置いて人の暮らしている部屋のようにしたら面白いかもしれない。

帰りに本屋へ。
「rockin’on」を立ち読みする。

上着を着ずに出かけたので寒かった。
2時半帰宅。

サイトの回収作業をちまちまとやる。
cssに関しては、腹をくくって一から書き直す。
どうせ大したものを書いてたわけじゃないんだ。

夕方、昨日作った鍋物の残りに、豆腐やキノコ、野菜を追加して食べる。

昨日観た『アキレスと亀』のことを考える。
唐突に訪れる「死」の場面における死の色は赤。
映画の目的は、その赤を描かずにいられない衝動を表現することだと思う。
だが全体に漂うのどかなトーンに身を浸していると、裏切られたように感じる人がいるかもしれない。
娘の死に顔に口紅をつけるシーン以降、特にそうだ。
さびた空き缶を20万で売るシーンは、つげ義春の漫画のようだが、痛ましさより滑稽さがほのかに漂う。
このバランス感を好ましく思うかどうかが、ファンになるかどうかの分かれ道かもしれない。