トラブル解決と苦い結末

仕事。
朝っぱらからデータベースの登録データがおかしいとの報告を受ける。
「DB大丈夫なの?」
という疑いの目があるのだけど、その声は遠回しにしか聞こえず、自分に直接ではなくアシスタントさんに届く。
なんで自分に直接言ってこないんだろうと思うが、言われたら言われたで自分は、
「それはこれこれこうだからこうです」
とにべもなく説明してしまうだろう。

でも使っている人の視点から、あたかもデータベースが悪さをしているように見えるのは仕方ない。
データを管理運用するのは人間で、正しく運用し続けることで信頼性は上昇すると思うのだけど、どこか魔法使いが勝手にデータを入れて、いいように管理してくれているんだという感覚が全体に万延している。

ともあれ降りかかった火の粉は払わなければならないので、原因を追及していった。
バックアップデータをしらべ、問題の箇所がいつ変わったのかを突き止めていく。
アシスタントのkくんは自分が不始末をしたのではないかと真剣に調べている。
絶対にそんなことはないと断言しても、不安だろう。

色々調べた結果、
「これをデータベースに登録してください」
といただいたExcelシートのデータが、そもそも間違っていたことが判明した。
こちらは管理者なので、正しいデータだろうが間違ったデータだろうが、正確にその通り登録してしまう。
そのデータが間違っているかどうかはわからない。

しかしExcelシートを作ったその人は、常にチームのために面倒な仕事をやる人だった。
その人がいなかったら仕事が回らないほど、真面目にやる人だった。

誰が責められる?

原因は見つかったが、
「この人が作ったデータがおかしかったんです」
なんてとても言えない。

苦い結末だった。

夕方、千歳烏山へ。
12月に客演する微熱43度『アシュラ』の稽古。
筋トレと自主練をしばらくしていたら、途中で呼ばれ、自分の出る場面をざっと当たってもらえた。
1時間でもそういう時間があると、色々試せるので楽しい。

バスで帰宅。やはり自転車よりも時間がかかる。

チキンナゲットを使って、簡易チキン南蛮を作った。
漬け汁とタルタルソースがあれば、ナゲットでも何とかなる。

昨日作ったモツ煮込みを、カレーライスみたいにご飯にかけて食べた。
去年甲府で食べたモツ煮丼の再現。
幸せとしかいいようのない旨さだった。