別なところから来る悔しさ

9時から仕事。
先月いっぱいで仕事をやめたサカモトくんの席に、新しく入った人が座っていた。
挨拶をする。
今日は3時に早退するため、データベース関連のことは教えられなかった。

昨日見に来てくれたタナカさんに挨拶をする。
ニシカワさんと一緒に来てくれたのだが、彼女も先月いっぱいでやめている。
挨拶ができなかったのが心残りだ。

昼、「西湖春」で八宝菜食べる。
青椒肉絲、野菜炒め、回鍋肉、あんかけ焼きそば、タンメン、そして八宝菜と、使われている野菜の種類があまり変わらない。

仕事を上がり、「六文そば」で夕食を早めにとり、4時に劇場入りする。
着替えて楽屋に集まり、昨日のゲネと本番について所見を役者に伝える。
丁寧さを求める。

喉の調子が悪く、頭が痛かった。
風邪の引きかけが9月末からずっと続いている。
気持ちが張っているので、ひかずに済んでいるが、終わったらどうなるか少し不安だ。

7時開演。

エレベーターの場面は昨日よりもうまくいったと思う。
ところが芝居が進むうちに、丁寧にやろうとすることが、緊張感を失わせる方向に働いていった。
個人に目を向けると、いつもと違ったことをしているわけではないが、台詞のない時の注意の向け方、相手の台詞を受ける時の反応速度、自分の台詞を言う時の目線などに、わずかな緩慢さがあったと思う。
「二日目落ち」と言ってしまえば簡単だが、本来、初日の緊張よりも二日目の方が、気負いがないという意味で、芝居は本来の状態にあるはずだ。
言い換えれば、昨日の本番は実力以上のことをするために背伸びをしていたのであり、今日の本番は本来の出出来をそのまま見せていた。

上演時間は少し延び、2時間5分。

辰典くん、翼くん、鏡田くん来てくれた。
タツからは差し入れをいただいた。
鏡田くんはFACEBOOKを見て、当日券で見てくれたそうだ。

去年、平熱で共演した原田さん来てくれた。
芝居内容について、
「塚本ワールドですね」
と感想をくれた。

上京していた松本さんが見に来てくれた。
劇場を出て、舞監の田中さん、尾池さん、松本さんで、「ばんだい」にて飲む。
松本さん、今日は工房に泊まるとのこと。
関西の話、色々聞く。
12時まで飲む。

帰り道、尾池さんから聞いた感想など頭の中で整理する。
1時帰宅。

結論として、役者の俺がダメだったのが今日だったと思う。
台詞を噛み、気持ちが上り、集中が途切れていた。
そう見せない工夫はできるし、
「塚本さんはそんなに気にならなかった」
と言われたけれども、一緒に共演している役者が色々やる中盤において、土台のようにどっしりしていなければいけない自分がぐらついていると、それは全体に波及する。
前半を支えるのが尾鷲で、中盤を支えるのが塚本という芝居の構造上、中盤以降がもたっとしたのは、完全に自分の責任。
過去いろいろな公演で、うまくいった回もいかなかった回も経験してきたが、役者の自分がダメなのが原因だった回は、悔しさがむらむらとわき起こる。
それも、強くて激しい感情がともなう。
二重人格のように、隠れていた自分が目を覚ますみたいだ。

台本を読んで、明日の抜き稽古について色々考えるが、まずは自分の練習だと思った。
それも愚直な方がいいので、頭から終わりまで自分の台詞をおさらいしてから寝た。

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