故郷探しの船堀

9時起き。
納豆とキムチで簡単に朝飯を済ませ、11時過ぎに家を出る。
新宿から都営新宿線に乗り換えて船堀へ。
翠ちゃん出演の芝居を見に行く。

12時過ぎに船堀到着。
新大橋通りを渉った東小松川のあたりにあるアトリエでの公演だった。

駅近くのダイエーから新大橋通りへ。
高校時代と、養成所時代に、たまに通った道だが、実家に帰る時よりも懐かしさを感じた。

懐かしいと感じた風景を写真に撮ってみた。
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小さい工場が連なる風景。
昔の西葛西はこんな感じだった。

開演時間に遅れそうになったので、Googleマップでアトリエを探す。
12時20分にアトリエへ。
外に猫がいた。

三日連続の観劇。
普段は稽古場として使っているであろうスペースは、学生時代のアトリエ公演を彷彿とさせた。
プロセニアムアーチらしきものを作ろうとした形跡があった。

1時間10分ほどの芝居。
声を張り上げているなあという印象が残る芝居。

終演後、翠ちゃんに挨拶し、外で猫を撮影する。
日向で日光浴をしていた。
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船堀駅に向かいながら、昼飯をどうしようか考える。
船堀街道沿いには、とんかつの「田」という店があるが、ランチタイムは過ぎてしまった。
駅から南東の方に行くと、「大島」という行列の出来るラーメン屋がある。
そこへ行こうか迷った。
地図を見ると、古川親水公園の近くだった。

ふと、船堀という町の名前が、記憶の奥底を揺さぶった。
この町は、縁のある町じゃないか。
俺が通っていた幼稚園のある町じゃないか。

決めた。「大島」で昼飯を食べてから、親水公園を新川まで歩き、船堀幼稚園を見に行こう。

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「大島」は駅から歩いて10分ほどの距離にあった。
8人くらい並んでいた。
並んでまで食べたくなかったが、他に飲食店はないので仕方ない。
日陰で寒さに震えながら順番を待った。
店員さんがてきぱきと食券機に客を誘導しており、混んでいる割に開店は速いようだった。
味噌ラーメンを頼む。
生姜が乗っており、濃いめのスープはパンチが効いていた。
「うすめるスープ」というのがあり、頼むと別の椀にスープだけよそってくれた。
つけ麺のスープ割りみたいなものだろう。

食べ終わり、親水公園沿いの道を新川まで歩く。
古川親水公園だと思っていたのだが、道ばたの標識には「一之江境川親水公園」とあった。
名前が変わってしまったのだろうか。

新川に着く。
昔の新川は、どぶ川だった。
江戸川と荒川をつなぐ運河だったが、行き交う船はなく、周囲の土地はゼロメートル地帯だったので、川沿いには高い塀がそびえていた。

その新川が、きれいになっていた。
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新川の地下はトンネルが掘られ、駐車場になっている。
川の下にある駐車場は全国でも珍しいらしい。

新川に沿って歩いて右手に、船堀幼稚園があった。
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驚いた。全然変わっていない。

門を入って左手にある、トンネル付きの山。
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幼稚園沿いの道を歩き、山の向こう側を撮る。
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こちら側には昔、ウサギ小屋とニワトリ小屋があった。
深夜に野良犬が金網を食い破って侵入する事件があったのを覚えている。
飼育小屋はその後どうなったのだろうか。

園の裏門に昔植わっていた梨の木は、見当たらなかった。
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見知らぬおっさんが、じろじろとこちらを見ていた。
「まったく、しんじらんねー、世の中、やべーよー」
俺が写真を撮っていることが気に入らないのか。
この幼稚園の卒業生で、何十年ぶりに訪れたんだ。
幼稚園だから、卒業ではなく卒園生だろうか。
懐かしくて写真を撮ってる。
園児を撮ってるわけじゃない。

だが、おっさんはこちらと目を合わせようとはしなかった。
気にせず写真を撮ると、また後ろで、
「うわー、やべーよー」
とぶつぶつ言う。
少し腹が立ったので、おっさんのところへ数歩近づいた。
おっさんは自転車に乗って何処かへ行ってしまった。
片手にワンカップを持っていた。お前こそやべーぞ。

船堀幼稚園の園歌は今でも覚えている。

川を渡って吹いてくる 風に楽しい歌声を
いつも元気に響かせて みんな仲良しぼくわたし
江戸川船堀幼稚園

その前に通っていた明聖幼稚園は、難しい歌詞だったので忘れてしまった。
「希望と共に」「幼子の声も新し」というフレーズだけ覚えている。
あとメロディー。

今でもこの園歌を歌っているのだろうか。

3時半に船堀駅へ。
もう日が陰っていた。
不動産屋の物件を見ると、家賃が荻窪よりも2万円近く安かった。
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船堀をぶらぶら歩く機会は滅多にないが、実家の西葛西に帰る時よりも、故郷に帰ったという気分になった。
たぶん、子供の頃の西葛西に似ているからだろう。
小さい工場が建ち並ぶ町。
鉄さびの町。

新宿で降り、ビックカメラでSDカードを物色する。
結局買わず。
荻窪へもどり、サンマルクカフェでコーヒーを飲む。

岡田茂『波瀾万丈の映画人生』読了。
東映の岡田社長自伝。
仁義なき戦いの山森組長が、三国連太郎になるかもしれなかった話が面白い。
深作監督は三国さんが良かったらしい。
金子信雄にしろと言ったのが岡田さん。
確かに、山森は金子信雄でなければ、憎々しさが出ないなあと思う。

6時過ぎにコナミへ。
シューズを忘れたのでプールのみ1キロ。

8時過ぎ帰宅。
「NODA HIDEKI’S WORLD」読む。

古川親水公園のことをネットで調べた。
今日歩いたのは、一之江境川親水公園だったようだ。
古川はもっと東側にある。
「三角」の方にある。

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