6時半起き。
体がむくんでいる、というよりも、汗用の水分を全身がため込んでいる。
発汗につかうための水分を体がため込んでいるみたいだ。
9時から仕事。
午前中、いくつかトラブル対応、そしてメンテナンス。
昨日お休みしたTさん、ツールにエラーが出たとかで、席まで確かめに行く。
静かな声で、
「みんな、やめちゃいますね。私より古い人、塚本さんと誰々さんと…」
「そういうのをね、何度も味わってきたんだよ、おいら」
kくんの前にも、SさんやWさんというアシスタントさんがいた。
Wさんは最初のアシスタントで、とても真面目な人だった。
おかげでメンテナンスをすべて任せることができ、その間データベースの改造に集中することができた。
感謝している。
他部署に移ってもう4年以上になるが、今でも時々芝居を見に来てくれるのが嬉しい。
別れは必ずやってくる。
人生は一期一会。
出会いと別れの繰り返しだ。
編み物をしていて、今編んだこの編み目と別れるのが辛い、なんて未練があったら、永遠にマフラーも手袋もセーターも完成しない。
その前に出会いがあったから、別れがあるのだ。
そもそも出会いがなければ別れはない。
昼、玄米粥と辛いスープとツナサラダで昼食。
午後、あちこちを歩き回り、修正したり改造したりする。
5時半きっかりにあがる。
歩いて新宿御苑方面へ。
「左高」でラーメンを食べる。
麺がかなり多かった。
食べログの情報では、食い切れないほどとあったが、そこまでではない。
池袋系「大勝軒」の大盛を食える漢なら、つるっといける量だ。
それでも、普通のラーメン屋の大盛以上は確実にあるが。
シアターサンモールへ。
百合香さん客演の舞台観劇。
受付になるちゃんがいてびっくり。
「私の師匠がいるんです」
とのことだった。
保育園が舞台。
子供達は、実はひそかに大人のように喋っていて、元ヤンキーの園長代理がなぜかその声を聞き取れるという設定。
序盤、歌の場面が多かったが、芝居の部分は破綻なく、殺陣とダンスも盛り込み、楽しい舞台作品だった。
上演時間が2時間半もあり、途中に休憩時間を挟んだりしたので、終わる頃には膝関節とお尻が痛かった。
2時間未満にも出来る内容なのだけど、プラス30分の要素が、劇団のカラーでもあった。
百合香さんは6歳の園児役。
クールで斜に構えた6歳の男の子役で、挙措動作と立ち姿が実にかっこよかった。
終演後、時間が押しているため、お客さんはロビーを関越トンネルのように通過しながら、並んだ役者にそそくさと挨拶していた。
オレも百合香さんとなるちゃんに挨拶。
外に出ると、空気がじめっとしていた。
新宿まで歩き、11時帰宅。
テリーヌの残りを食べ、オリオンビールを飲んだ。
オリオンビールは、冬に飲んでもあまり美味しくない。