自転車で仕事に行くのにもすっかり慣れた。
青梅街道、方南通り、甲州街道といった大きい道を通らず、住宅街の細道を縫って走るのは気分がいい。
山手通りを渡って西新宿を中央公園に通り抜けるあたりが特に好きだ。
「暮れなずめ街」のモデルにした町。
昼、ゆで卵、魚肉ソーセージ、わかめサラダ食べる。
午後3時過ぎ、昨日作り終わったツールの修正をする。
同時に、昔バンナイさんが作ったエクセルの改修を依頼される。
二つ同時進行。
6時過ぎにあがる。
自転車帰宅途中でまたも雨。
寒い雨ではなく暖かい雨だった。
豚ロースの焼き肉とレタス食べる。
開高健『日本人の遊び場』を読んでから気になっていた船橋ヘルスセンターのことをネットで調べる。
基本は温泉で、その他さまざまな風呂、温水プール、グラススキー場、遊園地、レストラン、劇場があった。
海岸では潮干狩ができ、敷地内の飛行場からはセスナの遊覧飛行まで楽しめたらしい。
子供の頃はそうしたレジャーランドがあちこちにあった。
そこに行けば娯楽はなんとかなるような場所だ。
母の友人が伊豆の修善寺に別荘を持っていて、5歳から9歳まで毎年遊びに行っていた。
駅から車で十数分、山を登ったところにあった。
途中、早霧湖という湖があり、さらにのぼるとプールがあった。
記憶をヒントにGoogleマップで調べてみたことがある。
ストリートビューで見てみると、道幅は思ったより狭く、舗装のメンテナンスもしばらくやっていない様子だった。
別荘に泊まっている間、おじさんの車で西伊豆の海やレジャーランドに連れて行ってもらった。
プールと、サイクリングコースがあった。
このレジャーランドがなんという名前で、どこにあったのかが思い出せない。
思い出せない、という状態が気になる。
そんな性格をしているから、昔のことをやたらに覚えているんだろう。