天井

目覚ましが鳴る前に起きたが、体の調子がおかしかった。
寝不足の感じとは違い、立ち上がるとみぞおちがムカムカする感じ。
いつものあれだ。

仕事に遅れる旨を連絡する。
お腹が張っていた。
いつものあれとは違うのは、食道や胃ではなく、腸のあたりに感じるところだった。

近場でケアするが、体が利かなかった。
自転車では到底行けないし、駅から駅へ20分歩くことを考えるのもしんどかった。
休むことにして、昼と夕方の作業をLINEでお願いする。

今朝の気温は氷点下だったと昼すぎに知った。
若い頃、バイトを夜中の2時に終えて3時に実家に帰り、翌朝、なんの症状もないのに食欲だけが消えたことがあった。
2月だった。
家に帰ってゆっくり風呂で暖まったにも関わらず、極度の冷えが体にダメージを与えたんだろう。
確か、3日くらい実家でひっくり返っていたはずだ。
母親から、
「あんたねえ、体壊すんだったら、そんなバイトやめなさいよ」
と言われた記憶がある。

昼すぎ、お粥とさばの水煮を食べる。
あとは寝ていた。

夜、朝よりもマシな状態になった。
風邪かもしれないので風呂には入らず。
その代わりお粥にレトルトのグリーンカレーをかけて食べる。
体がぽかぽかした。

公演映像の編集、昨日の段階でラストシーンまで到達したが、修正作業が残っている。
だが今日は到底できる状態ではなかった。
よって保留のまま、天井を見つめる。
笑える天井、泣ける天井など、作れないものだろうか?
建築業界のニッチな市場を開拓できないものだろうか?