親戚に力士がいた

7時起き。
肉じゃがで朝飯。

「従兄弟に相撲取りがいたんだよ」父が言った。「年は俺の十いくつ上でな」
初耳だった。
「幕内に入ると、地元に巡業できるだろう。それで、能代に来たことがあってなあ」
「いつくらいの話?」
「小学校上がる前くらいだったかな」
「四股名は覚えてる?」
「何て言ったっけなあ、忘れた」
「本名は塚本?」
「いや、みずき、って言った」
母方の従兄弟らしい。

ラッシュ時の東西線内で、大相撲のサイトを色々検索してみたところ、昭和30年前後に活躍した「大ノ浦」という力士が見つかった。
Wikipediaにも情報が載っていた。
本名は水木一廣。
秋田県能代市出身。
間違いない。

親戚がいっぱいいるのと、年が離れていたこともあり、父との個人的な交流はほとんどなかったらしい。
昭和30年代に角界を離れ、地元で造園業を営んだ後、昭和62年に死去と、Wikipediaにはあった。

夜、今日は絶対に走ろうと念じながら帰宅。
五日市街道を西へ。
人見街道から連雀通り。
吉祥寺通りの交差点で引き返した。
15K。

風呂に入り、とんかつを揚げ、カツ丼を作って食べた。
沢庵を添えた。