THE ORIGIN 5と6見た

メリークリスマス。朝飯は具なし味噌汁ぶっかけご飯だ。

夏くらいに書いたものの手直しをした。人生の半分以上の期間、日記を書いてきたことによる一番の弊害は、読者が自分であることだ。省略して書いても通じてしまう。

自転車に乗って発声練習をした。あーあーあー、と高い声を出しながらこいだ。通りがかりの人は、こいつ寒いんだなと思ってくれただろう。

Amazonギフトを2000円もらった。サンタからではなかった。

アメリカ市場の暴落で、日経株価は絶叫マシンのコースを辿っていた。

児童相談所建設問題で青山の住民が批判されているが、有名人で批判する人の中に、実際に自分の家の近くに児童相談所があり、かつ子供がいるという人がいないようだ。
日本には階級というものがあることをさらけ出した点で、住民の発言は評価できると思う。議論、話し合い、理解、歩み寄りのすごろくは始まったばかりで、炎上して終わりにすることではない。炎上は、問題を曖昧にしてほとぼりが冷めた時になかったことのようにするためのツールになっている。

昼、山田屋でジャージャー麺を食べたら、身体が冷え切っているにもかかわらず額から汗が出た。スパイスによる発汗は気温とは関係ないのだろう。

Amazonギフトを登録しようと思ったら、番号が登録不可だった。不正カードか?

午後、急に体力が枯渇してぐったりした。秘書が欲しいと思った。かわいい女の子なんかじゃなく、田宮二郎風のキレキレの。

夜、西葛西へ。アコレでサツマイモを買って実家へ。
夕食にお茶漬けを食べた。その後オーブンレンジで焼き芋を作ろうと思ったら、取り消しボタンとオーブンボタンが効かなくなっていた。壊れたらしい。仕方なくトースターで焼いた。焼き時間は60分にした。包まずそのまま焼いただけで、しっとりとして蜜が溢れる甘い焼き芋になった。ビバ酵素。

「ガンダム THE ORIGIN」の5と6を見た。
原作は、ファーストガンダムの物語を再現することで連載が始まったのだったが、途中で、キャスバルはいかにしてシャアになったのかを描いた、シャア・セイラ編になった。映画化されたのはその部分だ。漫画はファーストガンダムのリメイクだが、映画はオリジナル部分だけになっている。
そしてオリジナル部分の見事さによって、ファーストガンダムの世界に深みが増したことは間違いない。ジオンと連邦が戦争に至る経緯を、イデオロギーの対立と権力抗争を絡めて、非常にわかりやすく物語化していたし、のちの登場人物たちも本編以上に魅力的に描かれていた。筆頭はランバ・ラルだろう。ドズル・ザビもいい。マ・クベも「銀河英雄伝説」のオーベルシュタインみたいでいい。
映画版で一つだけ不満だったのは、シャアの声だった。池田秀一さんはもともと、若いのに老成した男の声が持ち味だったが、実際に年をとってしまわれたので、若い声を出そうとする方向に意識が向けられているように感じた。そのやり方はかつてとは真逆であったろう。
その点、カイを演じた古川登志夫さんは、昔とそれほど違わない声で、芝居もうまかった。すげえなあとおもった。
今夜は第5部だけを見るつもりだったのだが、終わってから即座に6部のディスクを入れた。あんな終わり方をされたら、そりゃ続けて見るわい。

見終わると12時近くになっていた。

気がついたこと。
ランバ・ラルとドズルが、女の膝で甘えている場面があったのだが、安彦良和の描く女性キャラクターは、膝で甘える男を許容してくれそうな見た目をしているように思えた。THE ORIGIN読者の男女比率はわからないが、女性読者にそのへんについて意見を聞いてみたいものである。ご自身を司っているOSの男アイコンを右クリックしてプロパティ画面を開いた時「甘え」タブの「膝枕」にチェックが入っていますか? 入っていない方は、そういうの、気持ち悪くないですか?

古いパソコン書籍をメルカリに出品したら速攻で売れた。驚いた。欲しい人にとっては宝物なのだと思った。