橋本治死去

7時過ぎに起き朝風呂に入る。湯船に浸かっていると寝落ちしそうになった。
朝飯にパック入りのおでんを半分と豆腐を食べた。

久しぶりにOLE接続でSQL Serverに接続するツールを自分用に作る。自分用なので細部までは作り込まなかった。

昼、ファミマでツナサラダとゆで卵。

『電気グルーヴの続・メロン牧場 上』読む。2001年から2005年まで。石野卓球が泥酔してやらかしたエピソードは「以下、卓球のひどい話」として省略されていたが、聞いた面々が全員「うわーっ!」と叫ぶリアクションをしていた。一体、どんなことをしでかしたのだろう。当時の2ちゃんねるなどがあればわかるのだろうか? 気になってしかたがなかった。

風が強かった。

夕方、サミットで買い物して帰宅。圧力鍋で大根を茹で、朝のおでんに足して食べた。

Freemake Video Converter を2014年頃のバージョンに戻した。ここ数年のアップデートで、フリー版はまったく使い物にならなくなっていた。特に、mp4をmp3に変換する機能は結構便利だったので、それが有料化されるのは痛かった。じゃあ買えよって話だが、買うほどの魅力はないから難しい。1000円以下なら考えるかなといった感じ。

橋本治が亡くなった。死因は肺炎だった。 昨年、長く入院していたことは知っていた。『草薙の剣』が野間文芸賞を受賞した頃もそうだったはずだ。
二十代の時、『ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件』を読んだ。面白いかどうか、わからなかった。次に『蓮と刀』を読んだ。難しかった。周りには橋本治の熱心な読者がいたが、自分には合わないと思った。というより、自分はこれを面白いと思えるほど頭が良くないと思い、その事実から目を背けるようにした。
その後十数年して、再び読むようになった。短編「組長がはまったガンダム」に大笑いした。『巡礼』『リア家の人々』『草薙の剣』を読んだ。熱烈な読者とは言い難い。でも、この人は、普通の小説家とは違うのだと感じ、その部分を違和感としてではなく、面白さとして楽しむことができた。
でも、本当に楽しんでいたのかなと思う。表層的な部分を拾い読みしていただけなではないか?

追悼というより、こんなにも、読んでいないものがあったのだと、橋本治の著作を調べて思った。読まなければいけない。自分が目を背けたのは、そこに、自分の中にある目を背けたくなる部分が、さらけ出されていたからではないのか。