コモドール64でデモソフトを実行した

昨夜、寝る前にさつまいもを四つに切って、200度のオーブンで90分熱した。
今朝、そのうちの一つを食べてみたら、ところどころ黒ずみ、柔らかくはなっていたものの、味がしなかった。
酵素が働く前に、温度が上がりすぎてしまったようだ。
信長の草履を温めるために火鉢を使ったら草履を丸焦げにしてしまい、舌をぺろっと出す藤吉郎くんの気分だ。藤吉郎、死が迫ってるぞ。商売替えを急げ。

気分が落ち着いているなあと思いながら、歩いて、角を曲がって、その時に何かを考えて、あっという間に邪悪な妄想に浸りこんでしまうことが、最近多い。
ただ、ストッパーはかかるようになっていて、あるポイントを過ぎると急ブレーキが作動する。なんでオレは頭の中で、藤吉郎をひどい目に合わせてるんだろう? 草履を温めるのに失敗しただけじゃないか。悪気があってやったわけじゃない。

左足のふくらはぎは、こむら返りだったようだ。まだ少し張っているが、痛みはもうない。

橋本治『双調平家物語』読み始める。
院政からではなく、はるか昔中国の王朝の話から始まる。秦の趙高、漢末の王莽。

夕方実家へ。しめ鯖と豚汁を夕食に食べた。

コモドール64の実機を再び動かしてみた。今度は、マニュアルにあった記述を参考に、
POKE 44,8
のあとに、
CLR
と入力してみた。
しかし、相変わらずRUNコマンドを入力するとエラーになった。

読みこんだブログラムのリストを見てみると、あることに気がついた。
1行のBASICプログラムしかないのだ。
そこには、SYSコマンドが書かれている。
書かれた番地から始まるマシン語を実行する命令だ。

RUNが効かないなら、直接打ったらどうなるだろう?
やってみた。

すると、画面が切り替わり、ファイルブラウザが起動した。
続いて、デモソフトを選択し、それを読み込んでから、LISTを実行した。
また、SYSコマンドを発見した。
直接実行する。
画面が切り替わり、デモソフトが実行された。

感動した。
グラフィックも音も、ちゃんと出ている。
S-VHS端子で接続していたので、画面も昔使っていた時よりはるかにきれいだった。
コモドール64本体を撫で、よかったなあお前、と声をかけた。

調子にのって、他の色々なブログラムも動かしてみたが、大きいサイズのものは起動しなかった。
やはり、RUNコマンドが使えなくなる現象は困る。なぜなのだろう? ネットで検索しても、コモドール64の日本語版を持っている人のサイトなどない。

それでも、いつくかのデモソフトは動いたのだし、フリー配布されているソフトには他に動くものもあるだろう。

実家にもさつまいもがあったので、オーブントースターで焼き芋にしてみた。そのまま60分焼いただけなのに、とても甘くなった。
やはり、芋によっては、甘くならないものがあるのだろうか。

「村上RADIO」をラジコで聴いた。春樹氏の面白い面がだんだん出てきたと思う。時々、猫山さんに意見を聞くところが、妙に可笑しい。