4時半起き。
フランク・ザッパのアルバムをSpotifyで聴き、ブログを少々更新した。
ザッパのアルバムは、『HOT RATS』『The Grand Wazoo』『Apostrophe』あたりを取っかかりにしている。前から持っていた。
はるか昔、居酒屋でアルバイトをしていた頃、ヒラノ君というバイト仲間がザッパのファンだった。その時のオレの知識は、ジョン・レノンのアルバム『Sometim in New York City』の中でジョンがザッパとライブをやっている音源を聞いたくらいだった。
「ザッパってどんな曲やるの？」と聞くと、ヒラノ君は「なんでもアリです。ギターだけのアルバムがあったり、ジャズもあったり」
実際にザッパのアルバムを聴きだしたのはそれから15年経ったくらいからだ。やたらに集めたものの、その多様性のためか、つかめた感じがまったくせず、挫折したような感じで遠ざかってしまった。
最近は、なんか、いい感じに聞けている。理由はわからない。いったん、聞くだけは聞いたという過去があり、時間をおき、自分の中で受入れ準備が整ったということだろうか。
5時半から7時まで寝直した。
朝飯にホットドッグ、大根の味噌汁。
昨日、メルカリに出品していたパソコン雑誌が売れた。80年代にほんの一年ほど刊行されていたパソコン雑誌『MICRO』のプレ創刊号だ。
なぜこの雑誌を買ったのかというと、発売された月に近所の商店街でやっていた福引きに当たり、5000円分の商品券を手に入れたからだった。使えるのが商店街だけだったので、当時マイコン少年であったオレは、本屋でマイコン雑誌を買いまくったのだ。
この時に買い漁った雑誌は、定期的に買っていた『ベーマガ』『I/O』『Oh! FM』の他に、『RAM』『PIO』『POPCOM』『初歩のラジオ』そして『MICRO』だった。
その後、時代が昭和から平成になり、オレはマイコン少年からファミコン少年になり、少年青年中年のプロセスを経ながら、左側に添える名詞は、スーパーファミコン、メガドライブ、PlayStation、パソコンと変化した。プレステ青年になる前くらいの時期に実家が引っ越し、その時にマイコン少年時代の雑誌は段ポールに詰め、そのまま放置されていた。おかげでそれらの雑誌はすてられることなく平成を生き延びた。
2018年の暮れに、ひょんなことからメルカリに古いパソコン雑誌を出品してみたところ、瞬時に売れた。で、ひょっとして段ボールに入っている昔の雑誌はいい値で売れるんじゃないかと思い、ばんばん出品してみた。
そしたら、売れた売れた。
持っていた古いパソコンであるコモドール64や、ポケットコンピュータPC1500なども一緒に売り、たぶんトータル額は10万以上になったんじゃないか。買った値段より高く売れたことは間違いない。
『MICRO』はその時の売れ残りだった。知ってる人が少ないため、レアはレアでも、欲しがる人もレアという有り様で、ぜんぜん買い手がつかなかったのだ。
そのまま三年以上が経ち、出品していたことをほとんど失念していたが、昨日不意に売れたのだった。ちょっと驚いた。
大したことじゃないのに長々と書いてしまった。
その『MICRO』を、昼に郵便局から発送した。これで、所有している古いマイコン雑誌は『RAM』のみになった。
午後、秀子はずいぶんと落ち着き、依頼やトラブル報告もなくなってきた。よってヒマになった。こうなるとしばらくヒマは続くだろう。
夕方、西葛西へ。6時10分過ぎ実家帰宅。
夕食に麻婆豆腐、イカと大根の煮物。
7時、旧江戸川に向かう。雷公園にするか河口にするか迷い、久しぶりに河口へ行ってみることにした。
H岩のやや上流でシーバス釣りを始めた。エリア10、スタッガリングスイマー、サスケSS、コモモを順番に投げた。満潮が夕方5時15分頃だったので、下げ始めてから二時間以上が経過していた。流れがけっこう効いていた。ボイルはなく、バチも抜けていなかった。二回だけ、バシャッという音が聞こえたが、鳥だろう。
結局、底かなあと思い、ダイソージグとシャッドテールワームを投げた。そのあたりは浅いので、底をズル引きする感覚があり、釣れる気がしなかった。ただ中川と違って、ズル引きしても草や貝は引っかかってこなかった。
8時40分、手がかじかんできたので納竿した。
9時帰宅。
母とラジオの話をする。寝る時にラジオを聞くのが最近の母の習慣になっているのだが、雑音がひどいという。見せてもらうと、確かにひどかった。母はiPhoneを持っているので、ラジコでもラジオが聴ける。操作を教えようとしてみたが、84歳の老人が使うには画面が小さすぎた。
部屋に戻り、ジムビームのポケット瓶を飲む。
久しぶりにPerfumeの昔のPVを見る。2008年から2013年までが黄金時代だったなあと思う。
12時半就寝。