『双調平家物語』読了

5時起き。久しぶりの早起き。

ブログ更新をし、スタディサプリをやり、朝飯を炊いた。昨夜の味噌汁の残りを食べた。

トマトの脇芽かきをする。水耕栽培の脇芽はそのままにしてもいいというが、ある程度茎が伸びてからそうした方が、棚に誘導してから楽だと思う。

昨日よりも涼しかった。ほっとした。
自転車、やはり前のよりも格段に乗りやすい。

午前中、昨年から手をつけていた書き物をひとつ仕上げる。

昼、おにぎりと味噌汁。

『双調平家物語』16巻読む。義仲、追い詰められていく。ついに義経の出番。義仲は都に疲れ、現状認識ができなくなっている。哀れだ。叔父行家のなりふりかまわなさがちょっと笑える。

夏、瀬戸内方面に行くルートを決めかね、色々検討しているが、まだ定まらない。スタートが松山ということだけ決まっている。忽那諸島に渡って一泊し、戻って今治から瀬戸内を渡って、東に行くか西に行くかで迷っている。
今治からレンタサイクルを借りて瀬戸内を渡れるらしい。心惹かれるが、荷物の問題がある。渡って戻ってくるならどこかに預けられるが、渡って向こうに行くなら持っていかないといけない。となるとカートの荷物は無理。車で行くのもなんか味気ない。渡ってから山口の角島に行きたいのだが、それならスタートを松山にするのは変だ。いや、瀬戸内の島をめぐりたかったのだからいいのか。だったら角島は余計か。

雨が降りそうな中、家方面に自転車を走らせる。座るポジションにも慣れてきて、走りがすこぶる快適になった。超低空飛行で空を飛んでいるようだった。

夜、雨が降ってきた。気温は20度より少し上くらいだった。

せっかく買った「明星」を、メルカリで売ろうと思っている。満足してしまったのだ。しかし、ページの所々に切り抜きと落丁がある。元の持ち主は河合奈保子のファンだったと思しい。砂浜で横になった見開きビキニグラビアの上半身ページのみが切り取られていた。

『双調平家物語』16巻読了。全巻を読み終えた。大作だった。
1巻から5巻まで、中国・秦の時代から奈良時代までが描かれる。6巻で平安時代に入り、道長の摂関家全盛期から白河院の院政と続く。ここまでをしっかりと読んでおけば、平氏勢力の急速な拡大、義朝・義仲・義経が官位を上せてから力を失ったこと、頼朝が鎌倉に居続けたことで力を得たことが、腑に落ちるようになる。
戦記物ではなかった。源平合戦より、保元の乱や平治の乱の描写の方が長かった。印象的な武将は、源氏は為朝・義平・義仲、平家は重盛・知盛・重衡だった。
義経は見せ場がほとんどなかった。戦いの才はあるが、猪武者で、セオリー通りに戦わず遮二無二突っ込むやり方が偶然功を奏していた。
朝廷・院・摂関家のやり方に通じ、なおかつ戦にあっては有能な武将という点で、重盛の存在は平家にとって大変重要だったが、その有能さは、旧い時代のスキルを多く含んでいた。生きていれば、東国の処置も、戦になる前に潰していたかもしれない。しかしそれでは時代は変わらない。