『仮面の告白』読了

昨夜は2時まで「探偵物語」を見てから、買って来たぬかに食塩水を足して混ぜた。今朝、ぬかの様子を見たが、当然まだ発酵はしていない。初めに捨て漬けという、野菜の切れ端を漬けることをしないといけない。それで乳酸菌を増やすのだ。

朝飯はなし。昨夜ミルクレープなんぞ食べたのだからそれで十分。

外は曇り。降水確率は0%だった。

午前中、ツール仕事をひとつ済ませる。

昼、コンビニでマッサマンカレーヌードル食べる。これは2017年の夏によくミニストップで食べていたやつだ。懐かしい。

先週から昔のブログを整理している。記事が増えすぎたので、さすがに載せなくてもいいと思われるものを非公開にした。短すぎて日記の役を果たしていなかったり、独りよがりで面白くない記事など。
読んでいくと、2000年から2001年にかけて躁状態にあったことがわかる。2002年に入ってから徐々に鬱になっていく。他人にはわからなくても、書いた自分にはわかるので、読んでいるとしんどかった。静電気に悩み花粉に悩み、仕事はぱっとせず、一年中台本書きもしくは稽古をしていた。2002年の暮れあたりはやばかった。
でも不思議と、それなりに楽しく穏やかに過ごす「時」を持つことができていた。与えられていた。最悪ではあったけど、最高でもあった。

『仮面の告白』ゆっくり読んでいる。初読時の印象は覚えていないが、今回の再読は青春文学を楽しむように読んでいる。現在、園子との関係が深まり、チューしちゃうところ。チューしても快楽を感じないため、女相手はダメなのかと青年は絶望する。待て青年、その先の細分化について知らぬまま、そこで止まるな。

夕方実家へ。肉じゃが食べる。

涼しかった。
去年の今頃は梅雨が明けており、トマトの収穫シーズンを迎えていた。今年はまだ一つも収穫していない。枯れた茎に残った小さいトマトを一つだけ収穫したが、ちゃんと育ったものではないのでカウントすべきではないだろう。

実家PCのハードディスク、相変わらずアクセス音が鳴りっぱなしになり、動作が重くなる。Windowsでいえばデフラグのようなことがバックグラウンドで実行されている感じである。ネットで調べても解決策は見つからず。

広島連敗。ジャニー氏入院。対韓輸出規制。

夜、『仮面の告白』読了。
性的興味を異性に抱けない男が、園子という女性と恋愛をする話だと思った。園子との間には、恋文があり逢い引きがり、接吻があり不倫がある。ただセックスだけがないのだ。
一方で、性的対象となる男たちは妄想の中で登場し、残酷な方法で肉体を痛めつけられ、死に至る。
同性愛よりも、性的興味を抱く相手への嗜虐性の方が問題ではないか。逆にいうと、異性になら嗜虐的にならずに恋愛ができたということになる。結果を急がなかれば、園子と結ばれていたかもしれない。「いつか、君を抱けるようになりたい」とか言いながら、男と不倫して、で、いつか本当に園子を抱いたりしたら…なんだか、韓流ドラマみたいだ。そうなっていたら、『仮面の告白』という作品は、世に存在していなかっただろうが。