劇場下見

7時半起き。朝飯に一汁一菜食。

12時に八王子の無銘庵へ。9月に出る芝居の劇場稽古兼、舞台美術のための下見。
オーナーさんは話し出すと止まらない人で、備品のことで一つ質問すると、十分くらいの説明が返ってくる。イトウさんが時々察して、「それはこれこれこのように使いたいんです」と突っ込みを入れていた。

客席と空調の工夫を先にやり、その後舞台のレイアウトと配色を検討した。幕の色についてイシイさんは悩んでいた。日常と非日常のどちらに寄せるか、皆の意見も半分に分かれた。

休憩をはさみ、読みの時間になった。立って動いた。舞台空間は動きやすかった。
開演前に明かりを消していくと、読みが終わってから「つけておくんだよ」と言われた。考えてみればそうだ。真っ暗にしてどうする。

外はずっと雨が降っていた。気温は25度より低かったが、湿気があって蒸し暑かった。

撤収時間になり、オーナーの奥様がコーヒーを入れてくれた。美味しかった。オーナーは通し稽古の声を聞いていたらしく、ポジティブな感想を言ってくれた。

7時半に撤収する。

腹が減っていた。電車に乗り、何か食べようと思いながら、八王子から荻窪の間にどんな店があるか考えた。最初に頭に浮かんだ店が東小金井の「宝華」だった。浮かんだ瞬間そこに決めた。

8時過ぎ、「宝華」到着。満席で、店の前には4人並んでいた。10分ほど待つとカウンターに案内された。頼んだことのないものを食べたい気持ちと、宝そばを食べずにいられない禁断症状がせめぎ合い、キムチ宝そばを頼んだ。たしか、頼んだことはないはずだ。
キムチ宝そばは、宝そばにキムチがトッピングされただけのものだった。しかし、宝そばにキムチは大変よく合った。
大盛にしたので、食べても食べても麺が減らない感じを楽しめた。

いなげやで買い物をし、9時半帰宅。シャワーを浴び、ビールを飲んだ。

芝居のチラシができた。ポストカード型で、大変素敵なものだった。タイトルの色と配置がすごくいい。心落ち着くデザインだ。