再浮上

8時起き。
仕事を淡々とこなす。
昨日の稽古を思い出すと気分が落ち込んだが、考えても仕方ないので、台本のことを思い返す。

昼、芝居の登場人物達が抱く怒りは、どこにむかうのかを考える。
恨みつらみは他人に向かうが、この芝居の場合、世界の不条理に対する怒りになるのでは?
となると、怒りの表現ということで、場面を考え直したらどうだろう。
今日の稽古方針が決まった。

夕方、強風の中、高井戸へ。
引き続き後半をやる。
カップめんのシーン、ラストシーン、などなど。

怒りの表現を変えるというか、対象を大きくしてみる。
すると、沈鬱さが消えた。
これでいけるかもしれない。

通しは明日。
昨日は落ち込んだが、今日は稽古した分の変化があった。
本番まであと一週間。
どこまで突き抜けるか?

10時15分帰宅。
風呂に入り、『ミレニアム』3巻読む。
壮大なスパイ小説みたいになってきた。
人物も増え、把握が大変だが、人物表をまめに見返して読んでいる。
そうすると、この壮大な物語を、より楽しめる。