土曜日に雨が降った時は、心中、(やった!)と思った。
日曜は雨が降らなかった。走らなくてはいけなかったのだが、倦怠感を多幸感に変換して横になってしまった。
たぶんその瞬間、下降してしまったのだろう。急角度で。
それから先は、短時間でみるみるうちに室内が乱雑になっていった。
コーデックのことでも書こう。
2000年代前半はDivXを主に利用していた。当時は光学メディアにCD-RWを使っていたので、2時間の動画を700MBに収めるよう、設定を色々と工夫したものだった。
エンコード時間は遅かった。2時間の動画をエンコードするのに、倍以上かかった。
コーデックは他に、Xvid wmv などがあった。DivXは途中から有償化したので、Xvidはその代わりとして広まったような気がする。wmvはWindowsのコーデックで、デジカメで撮影した動画をムービーメーカーで編集する時に使った。
で、2010年代に入り、H264が主流となった。これはコーデックというか、圧縮規格なのだが、DVDよりもはるかに圧縮率が高かった。2010年代前半はH264で拡張子がmp4の動画が主流となる。
数年前、H265という新しい規格が登場し、H264よりはるかに圧縮率が高いというので、ためしに過去のマグ公演DVDを圧縮してみたら、4GBが700MBになり、画質がまったく劣化しなかったので大いに驚いたものだった。700MBといったら、CD-RWじゃん。
だが最近は、Googleの開発したVP9や、さらに圧縮率の高いAV1なんていうコーデックが登場し、H265の天下も揺らいでいるらしい。
うちのPCはCPUがCore i7 4770で、ビデオカードがGeForce670である。H264動画はハードエンコードができる。CPUを用いたエンコードの方が、ビデオカードを用いた時よりも、変換速度や質において優れているようだ。
しかしH265ともなると、うちの素朴マシンではハードエンコードができないため、ソフトウェア処理を行うことになる。これが遅い。昔のDivX並みに時間がかかる。
といっても、当時と今とでは画面解像度やサイズが桁違いに大きいためで、DVDサイズであればサクサク進む。
エンコードの進歩を調べているうちに、H265のハードウェアエンコードが出来るビデオカードが欲しくなった。ゲームをしないので高性能ビデオカードは必要ないのだが、エンコード速度が上がるなら、試してみたいという気持ちがある。
GeForce670は2012年のビデオカードなので、新しいのに替えても良い頃合いだ。外したら実家PCに換装してもよい。
GTX1600が欲しい。H265のエンコードができて、Bフレームにも対応しているもきで、一番安い。
ヤフオク!で値段を調べた。安くて2万円台だった。どうする? 買うか?
でも必要か?
必要かどうかということに関係なく、物欲のブツブツはわいてくる。