台風から逃げる

5時に起きた。外はまだ暗かった。
6時頃になってやっと明るくなった。
本を読んだりスマホを見たりして8時間で時間をつぶした。

食堂に行くと、お母さんに「二日ぶりね」と言われた。一昨日はほかにダイビングの客しかいなかったのに、カップルが二組増えていた。

パパイヤのきんぴら、マグロのカツなど、美味しい朝飯をいただいた。滞在中一番美味しく感じる食事だった。昨日の朝飯を抜いたのは失敗だったかもしれない。早くでなければならなかったので仕方ないが。
デザートにパインを食べた。甘くて大変美味だった。

荷物をまとめ、食堂にもどって挨拶をする。犬がやってきたので、しゃがんで背中を撫でた。犬はこちらの太ももの匂いを嗅ぎ、しきりに舐めていた。「備蓄食料発見、キープ!」とでも思っていたのだろうか。

車に乗ろうとすると、雨がものすごい勢いで降ってきたが、走り始めてすぐにやんでしまった。

車を返却し、9時に空港に着いた。土産を少し見てから、空港に入っている焼肉店で牛ステーキ丼を食べ、生ビールを飲んだ。朝飯を食べたばかりだったが、昨日はパンを二つしか食べなかったし、飲みながら肉を食えるのは今しかなかったので、腹いせのように食べた。ステーキ丼はご飯の量がそれほどでもなかったので、朝飯をお代わりしたような感じで済んだ。悔いなし。

出発時刻は10時50分だったが、少し遅れた。11時過ぎに離陸。南の空に濃いめの雨雲がたちこめるのが見えた。

しばらく、雲で視界が遮られている状態が続いたが、沖縄本島を過ぎたあたりから、はるか下の海が見えるようになってきた。

『カラマーゾフの兄弟』中巻読む。
ゾシマ長老が死に、アリョーシャは悲嘆に暮れる。そのうち、長老の亡骸に異変が起こる。腐臭が漂い始めたというだけなのだが、聖人としての名声あまりにも高い人だったため、アンチ達は鬼の首でもとったかのようにその件を噂し、そうでない人々さえゴシップに飛びついた。アリョーシャはこの出来事に激しい衝撃を受ける。それは、なぜ長老にそのようなことが起きねばならなかったのかという心の動きだった。
呆けているアリョーシャを、本作の俗物担当ラキーチンが見つけ、グルーシェニカのところへ一緒に行こうと誘う。アリョーシャは了承する。ラキーチンは、聖人ぶっているアリョーシャの顔に泥を濡れるとワクワクする。しかしグルーシェニカのところへ着いてみると、彼女はかつて自分を捨てた男のところへ戻ろうとしていた。そいつのために辛酸をなめ、復讐するために強くなり金持ちにもなったというのに、よりを戻そうという手紙に心動かされるというのは、なんともリアリティがある。
グルーシェニカはアリョーシャに、兄ドミートリーへの伝言を頼み、彼は承諾する。

1時半くらいに伊豆諸島の上を通り過ぎた。新島がよく見えた。そのまま房総半島の東側に沿って飛び、2時に成田に到着した。晴れていたので、外に出るとむわっとした空気に包まれるだろうと覚悟したが、案外涼しかったので拍子抜けした。

京成船橋を経由して、4時半に西葛西へ。実家マンション入り口の集会所で父が囲碁を打っていた。
部屋に上がり、母にお土産を渡した。少しすると父が帰ってきた。
土産の菓子を食べ、5時半に実家を出る。

6時半に帰宅。シャワーを浴び、洗濯機を回してから買い物に行き、ビールとボテとサラダを買ってきて食べた。

夜、連休の締めに『タロー軒』へ行き、ラーメンとミニカレーのセットを食べた。新人のおっさん店員がいて、マスターにやたらと注意されながら接客をしていた。

食べ終わると腹がぱんぱんになっていた。血糖値が急上昇するのを防ぐため、いったん自転車で帰宅してから、近所をゆっくりと散歩した。

20分ほど歩き回ってから帰宅。1時半就寝。

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