『悲情城市』見た

8時過ぎ起き。
朝飯に、お粥、なすのぬか漬け、ごはんですよ。

10時にラメールへ。先週とっ散らかってしまったところを再度見てもらう。先週は、座ったとたんゲシュタルト崩壊を起こしたみたいになり、そのことにまた混乱し、立ちゆかなかったが、今日は普通に落ち着いていられたので、課題を二つクリアできた。

ドラッグストアで買い物。ハム、コーヒー、食パン、あんパン買う。

昼、食パンを四分割して焼き、ごはんですよやチーズスプレッドを塗って食べる。あとレタスとハムのサラダ。

3時まで、水耕栽培の棚補強と、書き作業をほんの少し。

風呂に入り、4時に外へ。雨が降っていた。

5時、K’s シネマへ。侯孝賢『悲情城市』見る。35ミリでの上映で、画面にフィルム特有のノイズが現れた。
戦後の台湾。統治が日本から中国に移るが、台湾人と外省人との間に軋轢が高まり、228事件が起きる。
228事件は、民衆による大規模な反政府運動であるが、それを俯瞰したかのような映像はなかった。カメラは常に日常を映していた。生活、生活、生活。その向こうに、歴史的動乱の気配があった。見えないのだけど、生活の映像を見続けるうちに、感じてくるのだ。
長男の文雄が、子供の頃父親に縛られた話をする場面が良かった。父に家の金を渡した母が、ギャンブル好きの父がそれを使い込むことのないよう文雄をつけるが、父は息子を騙して電柱に縛り付け、賭博場に行ってしまった。文雄は冬なのに電柱に縛られて放っておかれ、凍え死にそうななった。とんでもない話なのに、なぜか可笑しかった。
ラスト前、文清が妻子と写真を撮り、ストップモーションになるところ、胸が詰まった。カメラがいい。文清の背筋の伸ばし方がいい。生活、生活、生活。

7時40分に外へ出ると、雨の降り方が強くなっていた。『騒豆花』に寄っていきたかったが、8時閉店だったので無理だった。

8時半帰宅。夕食に、ガーリックトーストにハムを挟んで食べた。

先日、札幌に行く夢を見て以来、どうも北海道に呼ばれているような気がして、色々調べるが、ついつい海産物の美味い店ばかり検索してしまう。
利尻島と留萌の間くらいにある焼尻島と天売島が気になった。一周10キロちょっとらしい。そのくらいの面積にそそられる。

2時就寝。