気が塞ぎ、億劫になる

7時起き。朝飯にホットドッグとオニオンサラダ。

『小津安二郎集成2』読了。小津安二郎に関連した文章をまとめて読みたい欲求に駆られて借りた。
『東京物語』『お早う』と比べると、『秋刀魚の味』はアメリカ人に受けが悪いという文章を読み、納得できたようなできないような不思議な気持ちになった。
小津安二郎の映画を再生し、どこかの場面で一時停止ボタンを押す。すると動きの止まったその場面は、畳の縁、家具、座っている人々の配置と視線、奥の窓から見える隣の家などで、きれいなパースがついている。そして、このパースのつき方はスタンダード画面ならではだろうなと思う。シネマスコープだとして、畳の縁が画面の端から消失点に向かっているのを想像するとなんだか変だ。

午後、天気が急変するという予報だった。午前中のうちに自転車で多摩川へ行き、桑の実を摘んでこようかと思ったが、なぜか、あと一押しの『行く気』が起きなかった。

昼、それでも自転車で外に出る。良い天気だった。ブラブラしつつ高円寺へ。『天下一品』に入り、こってりラーメンのスープセットを食べた。スープにライスを投入して食べるためのセットで、スープが多めに入っていた。

帰宅し、ハンモックを組み立てて横になる。蓮實重彦『映画はいかにして死ぬか』を読む。うとうとして寝てしまった。

3時に起きる。外は曇っていた。しばらくして雨が降り始めたが、すぐにやんでまた晴れた。

夕方、やる気がまったくなくなっていた。洗濯物を畳んでベッドに横になった。

9時半過ぎに起きた。特に理由なく気分がふさいでいた。ガスファンヒーターをしまったり、他にもやるべき家事があったのだが、手をつけるのが億劫だった。ガスファンヒーターをしまうという大したことのない作業が一番億劫に感じられた。

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12時過ぎ就寝。