1993年に夏の日なんかなかった

4時起き。走るつもりで起きたが、しばらく椅子に座って体と頭が目覚めるのを待つも、眠気が一向に抜けなかったので結局二度寝した。

7時前起き。朝飯に、ご飯、ロールキャベツ、きんぴらごぼう。

シャワーを浴び、電車現場へ。

午前中、新ツールの利用者権限別フォームを作る。

昼、酢の物とチキン南蛮。
SQL勉強する。

午後、雨が降ってきた。雨雲レーダーを調べると、夜までずっと降り続けるようだった。明日もずっと雨らしい。またしても自転車を現場に置きっぱなしにしたまま週末を迎えるのかと思うと、少しうんざりした。

夕方、電車で帰宅。歩いていると、蒸し暑い空気がそこかしこに塊を形成しているのを感じた。塊の間を、それほど涼しくない風が流れていた。

いなげやで買い物。エビの唐揚げ、枝豆とトウモロコシの天ぷら買う。

住宅地を歩いていると蝉の鳴き声が聞こえた。

6時50分帰宅。
水耕トマト、一つ摘む。トータル50個になった。

夕食に買ってきたお惣菜を食べた。

今週は雨続きなので洗濯物がたまってきた。

昼の間は蒸し暑いことこの上ないが、夜になるとそれなりに涼しい。

梅雨明けの早さ遅さではなく、梅雨期間中の日照時間の長さという観点で過去の梅雨を調べてみた。

関東地方は昨年8月1日に梅雨明けした。7月の間は来る日も来る日も雨で、いつまで経っても太陽が出てこなかった印象がある。

しかし、同じく8月1日に梅雨明けした2007年は、それなりに梅雨の晴れ間があったように記憶している。7月半ば頃にはちゃんと暑かったし、夏だな、いや、夏だね、と思っていた。

この両年の、梅雨期間中降水量の平年比というのが気象庁のサイトに公開されている。2007年は111%で、2020年は174%だった。昨年は、梅雨の雨降りキャンペーン期間中、雨降りクーポンが目一杯使用された年だったのだ。過去半世紀で最大らしい。

気象庁のサイトをさらに見ていく。

過去20年分を見ると、2001年がもっとも梅雨の晴れ間が多い年だったようだ。梅雨明けは7月1日で、期間中降水量は61%だった。空梅雨で梅雨明けが早く、7月のド頭から夏がフルスロットルで始まった年ということか。そういえば当時働いていた会社で、昼休みに屋上に上がって体を焼いていたのは7月だった。

1993年は、梅雨が終わった日付の欄が「-」となっていた。この年は梅雨が明けなかったのだ。『終わらない夏』というフレーズはよく耳にするが、『終わらない梅雨』は滅多にない。しかし現実にそういう梅雨はあったのだ。

『夏の日の1993』の歌詞こそ現実と異なっていたのだ。歌詞の気持ち悪いヤロウが歌っている、超高層ビルがあってHighwayが走る銀色のプールというと、赤坂プリンスホテルの屋外バブリープールかどこか知らんが、寒くて泳げなかったのではないか。

にも関わらず、そんなところで別人のプロポーションを見せびらかし、ミステリアスに so tight だとか男に言わしめる女も女だ。自分好きにもほどがある。1993年の夏だったら、トビウオになりたきゃ、奄美大島以南のビーチに行くしかない。なーにが、なっつーのひーーのーきーみにーー、だ。

しかし、現実の1993年夏、高田馬場あたりのカラオケでよくこの歌を歌っていたことを、ここに懺悔したい。